2012/08/03

Movie Column : August 01

画像クリックで拡大します。


画像コラム。映画見たり、映画関連の何かがあったら気まぐれに更新しようと思います。
今回は近日公開予定のティムバートン監督のアニメーション映画『フランケンウィニー』の前売り券を発見した、の回。

2012/07/09

Freaky Friday

Freaky Friday (2003)
フォーチュン・クッキー


6年のジョディ・フォスター主演作「フリーキー・フライデー」をリメイクしたファンタジック・コメディ。
几帳面で完璧主義者の精神科医テス。彼女は、2日後に再婚相手との結婚式を控えていたが、学校の問題児でロックに夢中な娘アンナが新しい父親と打ち解けないことに頭を抱えていた。一方アンナも、常に口うるさくて子供の気持ちを理解しないテスにウンザリだった。そうしてある日、彼女たちは家族で出掛けたチャイニーズレストランで大喧嘩を始めてしまう。その時、店のオーナーの母ミセス・ペイペイが仲直りのためにと“フォーチュン・クッキー(おみくじクッキー)”を2人に差し出す。そしてそれを口にした2人には、翌朝思いもよらぬ事態が待っていた。
(allcinema)



Review


ずっと見たかったけど、見れずじまいだった映画。

すごく面白かった。
クラッシック学園モノ映画のお約束、ドタバタ1日劇、を親子バージョンにしてみたって映画。
ティーンズ映画として作ってるから学校の方が中心ではあるけど上手い具合に、親子両サイドと家族間のことがまとめられてて最後まで飽きなかった。
しかし、最後まで観て、娘は母親に理解を示したけど母親は娘ほどではない印象で、義父とは上手くいきそうだけど近い内にまた母親とソリが合わなくなるんじゃないかって思う印象だった…かな。

マークモーハンが出てるとは知らず。
最初に登場した時に思わず「ギブス!」って叫んでしまった(笑)
ギブスのキャラがブレない男前いいダディな役だった。キュート。
それだったらもう、ロックガールじゃなく思春期アビーシュートなロック好きゴスっ子にしてほしかったな。

DVD特典についてた未収録シーンの『Oh!! My new nose!!!』にウケた(笑/見た人はわかるよ)

Minoes

Minoes (2001)
ネコのミヌース


本国オランダで大ヒットを記録したファンタジック・コメディ。原作はオランダを代表する女性児童文学者アニー・M・G・シュミットによる同名小説。人間の女の子に変身してしまった猫が、気弱でまともな取材ができない青年記者の助手となり、仲間の猫たちの情報網を使って彼を手助けする大活躍を見せる。ヒロインは本作で数々の女優賞を獲得したカリス・ファン・ハウテン。監督はこれが日本初紹介となるフィンセント・バル。
 引っ込み思案の冴えない新聞記者ティベ。彼はある日、ミヌースと名乗る女性と出会う。部屋の窓から突然入り込んできた彼女は、オシャレで礼儀正しかったが、どことなくしぐさにヘンなところがあった。そんなミヌースの正体は猫。ある時、突然人間の姿に変わってしまったのだった。そんなこととはつゆ知らず彼女を追い返そうとするティベに対し、彼女は街中にいる猫仲間のネットワークを駆使したスクープ情報を提供。これが功を奏してミヌースは彼の住み込み秘書となる。やがてティベは、次々に特ダネを手に入れていくのだが…。
(allcinema)


Review

緑が奇麗な絵本を覗いてる気分になるカワイイというかオシャレ映画。ミヌースの緑ファッションもカワイイし、女の子の「女の子のシマシマタイツ」の可愛さ炸裂なところもたまらない。
そして、何よりも沢山ネコが出て来るので、ネコ好きにはたまらない映画だと思う。

John Tucker Must DIe

John Tucker Must Die (2006)
モテる男のコロし方


学園の人気者でプレイボーイの男子生徒に三股をかけられていた3人の女子高生と冴えないひとりの女の子が一致団結してリベンジ作戦を仕掛けるさまを描いた青春コメディ。
 バスケ部のキャプテンでイケメンのジョン・タッカーは、女の子にもモテモテで学内一の人気者。しかも身持ちの悪い彼は、女子生徒のヘザー、ベス、キャリーそれぞれに手を出しており、彼女たちも互いに三股にかけられていることなど知る由もなかった。ところがある日、ふとしたことからその事実が発覚、ヘザーたちは結束してリベンジを開始する。そして、たまたま彼女たちに協力していた地味な同級生ケイトに誘惑させ、手痛いシッペ返しを食らわそうと画策。だがやがて、ジョンはケイトに本気で恋してしまい…。
(All Cinema)


Review


面白そうって思っていたけど日本の劇場公開はせず、テイラー・キッチュが出てるっていうからずっと気になって見たかった映画『John Tucker Must Die』。

単純に面白かった。

半分目当てだったテイラー・キッチュは最初の方に「これだけ!?」っていうくらいのチョロ出ぶりだった。
でも、その存在感とボンクラ度濃いボンクラキャラに思わず吹いてしまったのと、
ロン毛のダンハンフリー(ゴシップガール(ドラマ))
この2人がいい味出してたと思った映画でした。

完全にコメディなので、
笑いたい人はどうぞ。


2012/03/17

In Time

In Time (2010)
TIME/タイム



人間の余命が通貨のように売買される近未来を舞台に、貧しい青年と大富豪の娘が繰り広げる逃避行の行方を描くサスペンス・アクション。主演はジャスティン・ティンバーレイクとアマンダ・セイフライド。老化を克服した近未来の社会。全ての人間の成長は25歳でストップし、以降の余命は体内時計が刻む残り時間によって設定されていた。富める者は永遠の命を享受する一方、貧しき者は早死にする残酷な世界。ある日、貧しい青年ウィルは、社会への不合理を目の当たりにして、システムを支配する見えざる敵に立ち向かう決意をする。そして富裕層が暮らす地区へと潜入したウィルは、大富豪の娘シルビアと出会うのだが…。
(By. All Cinema)



ネタバレだめぇ!って人はご注意というか見ないで下さい。






ずっと走ってるシーンばかりの映画は結構あって、
これはそれほどずっと走ってるわけじゃないけど走ってるシーン満載な走る映画の1つ。

あらすじが面白そうなのと、
何よりもトビー・ヘミングウェイが出演してるというので日本公開待ちわびてた映画。
トビーはメインのタイムキーパーにつく2人の部下の1人として出演していて、予想してた以上に映ってた上に最後のエンドクレジットでも文字が大きく載せられてたのでとても嬉しかった。

だけど、話全体はというと少しがっかり。
ベタなSFアクション展開や、恋愛モノに終始しなかった点はよかったんだけど。(なのでそれを期待して行くと酷くガッカリするかも)
あらすじから漂ってた近未来SF設定が売りでそれを面白そうと思って見に行ったんだけど、時間の所有量が腕を見ると一目瞭然で隠す以外の裏技があるわけでもない工夫のしようがない部分や、突っ込みどころが色々。そして、結局お金が時間に置き換えられてよりわかりやすくなり、その構図は現代とそう変わるわけでもなく、それにより話が複雑化せず逆に単純化してしまったっていう印象があった映画でした。
近未来なのに車、自転車、バイクより足で走ってばかりでアナログな映画(笑)シルビアがヒールで全力疾走してるのに凄いと思っていたら、その時は走る用の靴はいて撮影してたとか。
面白い設定だけに少しもったいないって思ったのはきっと私だけじゃなかったと思う。

注目すべき点は、衣装。
この映画の衣装は、シルビア(アマンダ)の衣装が素敵だとファッション雑誌に載ってのを見かけたけれど、
アマンダだけじゃなく、メイドやシルビアの父や、男女共に絶妙な近未来さのあるモードサイバーな衣装が素敵。
しかし衣装に目を奪われていたからか、シルビアがほとんど最後の最後まで同じドレスのままだったのが気になってしょうがなかった…。

ロビンフット+バッファロー66 meets 近未来SF。

Vampires Suck

Vampires Suck (2010)
ほぼトワイライト



「トワイライト」シリーズのパロディを中心に、ヴァンパイアもののTVシリーズやハリウッド・ネタを散りばめ、ヴァンパイア青年と女子高生の恋を描いたコメディ。
 父の住まいへ引っ越してきた女子高生のベッカは、転入先の高校でファンデーションで顔を青白くした青年エドワードと出会い、互いに惹かれ合う。しかし、ヴァンパイアである彼はベッカの血を前に居たたまれなくなり、自ら距離を置いてしまう。一方、傷心のベッカのもとには幼馴染みのジェイコブが現われるが、彼は狼族だった。2人の男の間で揺れ動くベッカ。そんな中、エドワードの危機を知り、プロムの会場に駆けつけるが…。
(By. All Cinema)





ネタバレだめぇ!って人はご注意というか見ないで下さい。







見よう見ようって思っててやっと見た作品。

しょーじき、ものっそいくだらないし、トワイライト知らない人には全く不向きな作品なんだけど、
知ってる人が見れば、内容が上手くできてる作品っていうのに気付く作品。

知ってる人には楽しめる作品。

最低条件はTwilight Saga全部見てること(これから公開のBreaking Dawnも含めて)。
もしくは、原作読破した人。

作品をよく知ってる人や、トワイライターくらいに熱狂してるマニアックな人じゃないと笑わないんじゃってネタや、
他にヴァンパイアものやヤングアダルト向けのドラマ見てないと通じないネタや小道具やセリフ、
学園もの映画の定番設定やそれに対するブラックなツッコミセリフやシーン、
極めつけは、わかっててそれをかけてるっていう絶妙な選曲、
などなど
ネタの小技が凄い濃い作品。
制作側もトワイライターというか、その手の作品のファンに違いない。

爆笑ってわけじゃないけど、知ってる人は唸ってしまうような、
予想外にとてもマニアックな作品でした。
凄い(笑)