2011/08/24

In Time



つい先日開催された、コミックコンベンション(コミコン)で公開になった、Tobyの出演してる映画『In Time』の予告編です。

キャストにジャスティン・ティンバレイクやアマンダ・セイフライドなんかが主役を固めてる映画なので、日本公開も、可能性がありそうな気がして期待してるのですが、
そうでなくてもDVDにはなってくれそうで楽しみにしています。

公開は10月。だったはず。

Toby Hemingway


さらっとした紹介。



Toby Hemingway (トビー・ヘミングウェイ)

1983年5月28日 イギリスのBrighton生まれ。
両親共に作家。
13歳の時にアメリカに引っ越し、現在LA在住。
NYにあるAmerican Academy of Dramatic Artsで美術を学んでたとか。

俳優へのきっかけは、英語の先生。
当時、彼はやんちゃな問題児だったらしく、英語の先生に「君には居残りの罰は効き目が無いようだから、クラブに入りなさい」とその先生が顧問をしてた演劇クラブに無理矢理入部させられて、ハマッたのがきっかけだとか。ただ、ハマッたのはいいものの、友達にそのことを知られるのが恥ずかしかった彼は無理矢理入部させられてるからってことにしてたらしい。


Toby Hemingway's filmography

Toby Hemingway's filmography
(2011 so far)



生まれてこのかた、たくさんの映画を見てきたけど、この俳優がっていう好きな俳優っていうのもが存在してませんでした…ジョニー・デップ以外は。でも、ここ数年お気に入り俳優がひょっこり登場。Toby Hemingway (トビー・ヘミングウェイ)っていう俳優で、たまに彼の出演作とかチェックしてたりします。(彼のことを知った『The Covenant』の彼のキャラがもの凄く私のドツボだったからな気がしなくもないんだけど。笑)
そんなお気に入り俳優2人なんだけど、ジョニーはパイレーツ・オブ・カリビアン以降、今までのジョニーは一体どこにっていうほどセレブリティーになってしまったので、彼のことは捜さなくても色んな情報が山のように手に入るわけで。それに比べたら、トビーは無名も無名な俳優なので、情報少ないし、日本で見れる作品も限られてるし、ということで、応援しよー的な意味も込めて、これから何かつかんだら載せていこうかと、思います。いちファンとして。でも、それほど熱狂的なファンっていうわけでもないので、マニアックなほど詳しくなかったりするんだけど…。


とりあえず、今現在までの出演作。

・Indio, USA … Ricky (2004)

・Summerland (TVドラマ)…
『Signs』(Season2 Episode9)… Jason Warner (2005)
フォトセッションのシーンでちょい出してます。

・Bones (TVドラマ/『ボーンズ』)
『A Boy in a Tree』(Season1 Episode3) … Tucker Pattison (2005)
死亡した学生のルームメイトで殺害の疑いをかけられる役。

・The Covenant (映画/『レニー・ハーリン コベナント 幻魔降臨』)
…Reid Garwin (2006)
主人公含める超能力者の一族の末裔グループの1人。

・Feast of Love (映画/『ラブ・アペタイザー』)
…Oscar (2007)
オムニバス形式に色んな恋愛模様を描いた映画で、その中の若いカップル役。

・CSI:Miami (TVドラマ/『CSI:マイアミ』)
『Rock and a Hard Place』(Season6 Episode19) … Trey Holt (2008)
またも疑いをかけられる役。

・Black Swan  (映画/『ブラック・スワン』)
…Tom (2010)
ナタリーポートマンが繰り出すバーで出会う男2人組の1人。

・Street (映画/ヒューマンドラマ/2011年(アメリカで)公開予定)
…Eric (2011)

・Playback (映画/ホラー/2011年(アメリカで)公開予定)
…Quinn (2011)

・The Ganzfeld Experiment (映画/ホラー/編集段階/2011年公開予定)
…Graves (2011)

・In Time (映画/SF/編集段階/2011年公開予定)
…Timekeeper Kors (2011)
今年のComi-Con(コミックコンベンション(アメリカ最大級のマンガ、アニメ、映画、ドラマとかサブカルチャーイベント)で紹介されてた日本公開ありそうな映画。

・The Silent Thief (映画/スリラー/撮影中/2012年公開予定)
…Brennan Marley (2012)

・Into the Darkness (映画/ホラー/編集段階/2011年公開予定)
…Chase (2012)



それから、
カントリーシンガーのTayler Swiftのミュージックビデオ『Mine』で、彼女の恋人役として出演しています。

Coraline

Coraline (2009)
コララインとボタンの魔女



ピンク色の古いアパートに引っ越してきたばかりの少女コラライン。まだ友だちも出来ず、忙しい両親はまったく構ってくれない。すっかり退屈していたコララインは、ある日家の中で不思議な扉を発見する。そして、その扉を通り抜けた先でコララインが目にしたのは、今までと変わらない家の中。しかし、何かが少しずつ違う。しかも、そのどれもが現実の世界よりも素晴らしくなっていた。優しいママとパパの目がボタンで出来ている以外は。すっかりこの不思議な世界に魅了されてしまうコララインだったが…。
(By. All cinema)





Nightmare Before Christmasの美術監督だったかな?の監督ストップモーションアニメ作品。
なので、そんなかんじのが好きな人にはお勧めな映画。
そんな呼び込みもあって、嬉々として観に行った映画。

見た感想は、なんだか可愛い映画だなぁってかんじ。
やっぱりどうしてもNightmare Before Christmasのデキが良すぎるのもあってか、そして終始淡々と進むような印象のある映画だからか、ぱっとしない感は少しあったりして。
ストップモーションアニメだけあって、3Dで見てこそな印象でなかなかでした。

犬に笑う(見たらわかるよ。笑)
そしてクロネコのカッコよすぎなキャラに萌え~!ってなるよ(笑)
美味しいとこどりで、カッコよすぎる(笑)

パラレルワールドなストーリーなんだけど、不思議の国ほどヘンテコでもなく。
でも、なんか異様な不気味さはあるんだけど、思い切ってヤンシュヴァンクマイエルくらいにグロテスクなのにしちゃった方がよかったかもってかんじもあったりする、悪夢的な童話。

元の原作はニールゲイマンによる本っていうのもあってか、映像で見るのも楽しいけど、本として読んだらいいかもしれないっていうストーリー。けど、なんだかそれなりには世界観が確立されてて見た目キモカワイイのもあるから結構好きだったよ。
知らないで観に行った方が楽しめる映画かもしれない。
あんまりにも期待して行っちゃった感じのあった映画でしたぁ。

まぁ、子供向け映画なわけだけどさ。
そんなとんでもな期待を抱いちゃいけないわけなんだけど。
でも、そういう(子供向け)の好きなのよ(笑)

Confession of a Shopaholic

Confession of a Shopaholic (2009)
お買いもの中毒な私!



地味な園芸雑誌の編集部で働くレベッカ・ブルームウッドは、華やかな一流ファッション誌の記者になることを夢見るニューヨーク在住の25歳。彼女も多くの女性と同じく“お買いもの”で日々のストレスを解消している。ただ、レベッカのお買いもの好きは尋常ではなかった。ブランド物を中心に衝動買いが止まらず、彼女の部屋はその品物で溢れかえるほど重症な“お買いもの中毒”なのだ。だがやがてある時、ついに支払い能力を超えてしまい、ようやく自分の懐具合を思い知らされるレベッカ。そこで彼女は生活を立て直すため転職活動を開始、憧れであるファッション誌の編集部に狙いを定める。しかし、何の間違いかレベッカが雇われた部署は、お目当てのファッション誌と同じ出版社の、おカタい経済誌だった…。

(by. AllCinema)




どうして知ったのか覚えてないんだけど、この映画の原作を知って読んで(翻訳版)なかなかに面白かったんだよね。
で、映画化するっていうから気になってたんだけど、映画館に見に行なかった映画。

予想以上に面白かったよ!!!

原作の舞台はイギリスのロンドンなんだけど、映画の『プラダを着た悪魔』とか『Sex and the City』だとかドラマの『アグリー・ベティー』の人気なんかのせいだとは思うんだけど、ファッションフィーチャー系の映画になるし、きっとロケの安さもあるんだろうけど、映画の舞台はロンドンではなくってニューヨーク。
ちょっとロンドンの町並みを楽しみにしてたから残念ではあったんだけど、
凄いお洒落でテンポよく進む映画に見てて凄く楽しかったよ。

文字通り買い物中毒の主人公は買い物しすぎて限度額超えたクレジットカードを何枚も持ってる彼女は多額の借金があって、しかも彼女が働いてるのはなんと金融関係の雑誌で彼女はそこのコラムニスト
っていう話なんだけどコメディーなくらいに明るく進んで行くから(まず設定がコメディーだけど)、見てて凄く面白いんだけど、
やっぱり原作は映画よりよりたくさんのものを盛り込めるだけあって、展開がいろいろと面白かったり。
でも、いい感じにまとまった映画も普通に楽しめる。
なによりもやっぱり服見るのが楽しいし、買い物の達成感とかはたぶん皆一度は身に覚えある感覚だから親近感湧くっていうのもあって入り込めるのかもしれない。
ファッション誌の受付のゲイなお兄ちゃんが、ものすごくアグリーベティーのマークに似てるっていう(笑)なんか憎めないとこもなんだかんだ優しい所もちょっとタカビーなところも。


原作読んでても、読んでなくても同じくらい楽しめる映画でした。

何よりも、見終わった後に買い物したくなるし、グリーンのスカーフが欲しくなるよ(見た人はきっとわかる)
グリーンはなかなか身につけない色なんだけど、これを見て黒いドレスに緑のスカーフとかやってみたいって思ってしまったわ。

Burlesque

Burlesque (2010)
バーレスク


かつては栄華を誇った大人のためのショー・クラブ“バーレスク”も、いまや客足が衰え経営難に陥っていた。伝説のスターにして現オーナーのテスは、舞台監督のショーンとともに再建に尽力するが、すべては新たなスターの誕生にかかっていた。そんな時、アイオワの田舎町からスターを夢見て単身ロサンジェルスへとやって来た少女、アリ。彼女は偶然目にしたバーレスクの華麗なショーに心奪われる。そして、どうにかウェイトレスとして雇ってもらい、ステージに立つチャンスを狙う。やがて、その歌唱力とダンスの才能がテスにも認められ、ついにスターへの階段を上り始めるアリだったが…。
(by. AllCinema)



最初バーレスクっていうから、私のどぅあい好き(大好き)なバーレスクダンサーのDita Von Teeseのやってる、本当のバーレスクの映画なら観に行く気満々だったんだけど、どうやらそうじゃないらしいっていうのがわかって渋ってたけど、観に行ったっていう友達が多数でみんなよかったと言うから観に行った映画。

普通にそこそこいい映画だったよ。
でも、映画見てるって感じがしない映画だった。
わかりやすいストーリー展開に、歌って踊る、ミュージカル映画なんだけど、最初からずっとミュージカル見てる気分で、曲の最後に上手く映画内の観客の拍手入れるように作られてるから、つられてミュージカル会場みたいに拍手しそうになったこと数回(笑)
よくミュージカルが映画化してシカゴとかマンマミーアだとかあるけど、これは逆にミュージカルにすればいいのにってなる映画だった。
映画っていうよりミュージカル。
そういう意味で面白い映画だったかな。
ミュージカル行ったこと無いけど興味ある人へのミュージカル入門にどうぞってかんじだった。
わかりやすいストーリー展開とショーにセレブ俳優にラインストーン、っていう感じが、デート目的でしか映画館来ないような女子の女友達と行く映画にもなってたもよう。
そういう私もキンキラなエンターテイメントってショー大好きだから楽しめたわけなんだけど、
結局何が『バーレスク』なん、っていう突っ込みが終始つきまとう映画ではあって(苦笑)
アギレラとシェール以外は口パクのダンスショーで、ドラッグクイーンのリップシンクショースタイルでバーレスクでもなんでもなく、セクシーに歌って踊るのがバーレスクだって勘違いされかねんデキではあったから(カンタンに言うとバーレスクはアートなストリップショー)、
初番でアギレラがバーレスクの本見たり、それらしいシーンが一瞬くらい出て来たけど(鏡使ったり、脱いだり)、知らない人には一体なんで全裸になってるのって思うようなシーンではあって、他は別にバーレスクショーではなかったから。
バーレスクってタイトルにすべきだった必要性は一体何…ってところがやっぱり気になった…かな。
バーレスクといったら、この人が関係しないはずがないっていうDitaが全然関与してなかったのも、頷けたわ。

なので、バーレスクと思ってこの映画を観に行ってはいけません(笑)

別物のエンターテイメントショーの映画って思って、
そして、衣装とミュージカル映画としては素晴らしいので、
ミュージカル映画観に行くって思って見に行くといいと思います。

つまり、バーレスクってタイトルにしなかったら、全然評価いい映画なのでした(笑)

この映画のお気に入りキャラは、クラブの受付してる化粧濃いゲイっぽいおっちゃん(笑)

本当に、ミュージカル見た気分だった。
あ~終わった、ゆっくりブラッと歩きながらトイレに行ってそれからクロークに行こうかなってなるかんじで(笑)

Fired Up!

Fired Up! (2009)
俺たちチアリーダー!



高校のアメフト部で活躍するモテモテのスター選手ショーンとニック。それでも女に飽きたらずキツイ夏合宿もサボりたい彼らは、チアリーディング部の合宿に各方面から女の子が大勢集まってくることを知って、そちらへ助っ人という名目で参加することに。そして、狙い通り沢山の女の子に囲まれながら楽しい時間を過ごすショーンとニック。やがて、ショーンはキャプテンのカーリーに、ニックは監督の奥さんに熱を上げていく。またその恋をきっかけにチアリーディングの練習も真面目に取り組み、弱小チームの底上げに貢献、上り調子でチアリーディング大会に臨むのだが…。

(by. All Cinema)



全米公開時の紹介映像で、面白そうだなぁって思って気になってた映画だったんだけど、
ストレートにおもろかったです(笑)

わかりやすくこの映画を説明するなら、

『チアーズ!』(っていうキルスティンダンスト主演の有名なチアリーダーの映画)meets『アホ』

(笑)
ホンマに、アホス!ってなるから(笑)

でも、チアーズをパロった『最終絶叫計画』系パターンじゃなくて、それなりにオマージュしつつも、アホだけど整ったコメディー映画になってます。
『俺たちフィギュアスケーター』に通じるような。
そういう意味では、日本タイトルの『俺たちチアリーダー!』がハマッてると思う。しょっちゅう、オリジナルタイトルの良さを無視した邦題にブーブー言ってるアタシですが、これは、言わない。


見所は、もの凄い絶妙にポンポンで股間を隠す男2人の全裸チア(笑)

そして、ハードロックファンは、最後エンドクレジット前あたりで、笑う、かもしれません(笑。私はウケてしまった。)
さて、誰の曲が…流れるんでしょうか。
ハードロックファンの人は『絶対に』知ってる曲です。

そしてそして、実は、この映画マシオカが出演してるんです。
が、どこにどう出演してるのか『最後の最後』まで見ないとわかりません。
最後の最後に、「え~~~!?そういうパターン?」ってなります(笑)

最後まで楽しませてもらって、
満足な一本でした。

The Last Song

The Last Song(2010)
ラスト・ソング



両親の離婚に傷つき、いまだに父を許せずにいる17歳の少女ロニー。しかし彼女と弟は、今は一人で暮らす父のもとで夏休みを過ごすことになり、海辺の町へとやって来る。案の定、久しぶりの再会はぎこちないものに。居心地の悪さを感じていたロニーは、海岸で知り合った青年ウィルと次第に親しくなっていくのだが…。

(by. All Cinema)








たしか、有名作家によるヤングアダルト本の映画化、だったはず。あまり詳しくないから知らないんだけど。『きみに読む物語』の著者だとかなんとか。ただ、読んだこと無いから原作との比較はできないけど、いい話でした。
最初、タイトルの意味がわからずに、何がラストソングなんだろうって見ていたんだけど後半、その意味が判明して泣きます。タイトルと展開で後半ストーリー展開は読めてしまうんだけど。
親子愛のヒューマンドラマ映画で、マイリーサイラスだし、とラヴストーリーモノを期待して見るといけないかな。
最初、淡々とひたすら進むストーリーに一体何の映画見てるんだっけってなってしまったほど、淡々と進むのがちょっとじれったかったのと、どうもマイリーサイラスがあまり気に入らなかったようで、凄い良かったとかそういう印象はあまりなかったです私は。
全体的なドラマと、弟が一番光ってた。父親の病気のことを知った時の荒れようが泣かせる。そこがよかったかな。
マイリーじゃなかったら、もっとよかったかも!って思ってしまったかな…。


2011/08/16

Sharpay's Fabulous Adventure

Sharpay's Fabulous Adventure (2011)
シャーペイのファビュラス・アドベンチャー




ハイスクールミュージカルのシャーペイが主人公のTV映画作品。

高校を卒業した彼女は、自分の道を定めるべく父親に1年間の猶予期間をもらっていたが、自分の行くべき道を見つけだせずにいた。
そんなある日、出演したチャリティーショーに来ていたブロードウェイの関係者にスカウトされるが、NYで1人ではやっていけないと父親に反対されてしまう。それでも、NY行きを決意した彼女は父親を説得し、一ヶ月で成功できなかったら地元で働くようにという条件の元NYに旅立つことに。
しかし、彼女を待っていたのは予想通りの展開ではなかった…。




まるで、キューティーブロンドをティーンエイジャーのリッチ演劇ガールmeetsブロードウェイバージョンにしたような話。
キューティーブロンドなノリが好きな人は気に入るかもしれない。
彼女は『ブロンド』で『オールinピンク』で『小型犬を連れ』てて、『勝ち組思考』の『天上天下唯我独尊ワタシが一番カワイくて正しい!』ってタイプで、周りの環境で自分が変わるのではなく、あくまでも自分の個性を失わずに突き進んで行くサクセスストーリーは、『キューティーブロンド』。
その姿は、見てて清々しいほど。
キューティーブロンドと違う点は、彼女がリッチガールっていう所と、キューティーブロンドのデルタヌウとは違い、そしてそれに頼ってないところ。そこまでは(完全にではないわけで。笑)
だからか、ハイスクールミュージカルの時よりずっと嫌味度は軽減どころか消滅してて、応援したくなる。(ハイスクールミュージカルそれほど覚えてないからシャーペイがどんなキャラだったかうろ覚えなんだけど、そこまでいい子じゃなかったよね?)
この手のタイプが嫌いな人は、見ててあり得ないしぃ〜って冷めること間違い無しなんだろうけど、その手の人はこの映画手に取らないと思うし(笑)

話の流れは最初のオーディションで見えちゃうんだけど、それでも私は面白かった。

最近、学園モノ映画のマニアックなまでの解説本『ハイスクールUSA』(←のリンクは私の本のブログに繋がってます。)を読んだばかりで、なるほどなるほど。
学園モノでもこういうサクセスものでも、ダサい子、非人気者の子が白鳥にとかいうパターンが多い中、他に頭脳派のサクセスものでもなく、
学校からどこまでも勝ち組な子パターンっていうのは、ちょっと新しいバージョンの選択なのね。
とはいえ、まんまキューティーブロンドなわけで、この路線は今後全部フォロワーというかコピーになっちゃうのかもだけど。シャーペイの設定の『全部ピンク』がいけないのよね。

でも、進化してる部分もあるわけで、
常にピンク着てるわけでもなく、
部屋改造した時、ピンクを基本に柱は白にしたり、カーキ色にピンクの模様の壁紙が間にあったり、モスパープルの柄フロッキングブランケットだったり、部屋がしっかりお洒落にまとまってた。個人的に凄い好み。

私も部屋を紫と赤と黒のアナスイみたいなかんじに蜘蛛の巣柄にコウモリ飛ばした部屋にしちゃうぞー!ってなってしまったわ(笑/その辺り『オールinブラック』な私。)

あまりにもデキすぎた、ちょっとカンタンでチープな作品かもしれないけど、何かちょっと最近暗くなってる人にはオススメ。

しかし、『シャーペイ』って聞くとど〜しても顔面衝突して皮がたるんだような種類の犬思い出すんだよね。ど〜しても(笑)
そして、作中の脚本家じゃなく監督がアグリーベティのファッションニュース担当の黒ぶちメガネのあの人で、ど〜〜してもアグリーベティのイメージしかなくて困った(わかってるのにどうしても、ニュースの取材?ってなっちゃって。笑)

2011/08/13

Hesher

Hesher (2010)




自動車事故で母を失い、心に深い傷を負った少年TJ。一緒に暮らす父親も、未だ悲しみから立ち直れずにいる。そんなある日、長髪に半裸の粗暴な男ヘッシャーがTJの家に住みついてしまう。ヘヴィメタを大音響で流し、目的もなく破壊行動を繰り返すヘッシャーに振り回されていくTJだったが…。
(by. AllCinema)









簡単に言えば、ただのメタル好きの頭オカしい兄ちゃんによるヒューマンドラマで、メタラーじゃなく俳優のファンが観に行くべき映画。

メタリカの曲がフィーチャーされてるっていうので楽しみにして行ったんだけど、それほどかかるわけでもなく、モーターヘッドもかかってたけど全体的にそんな音楽がかかるわけじゃなく。
メタラー設定だけど、とりあえず音楽の趣味がメタルなだけで、ただのアブない兄ちゃんだし(笑)
トレイラーで想像してた、メタラーが一家を救う!とか、スクールオブロックみたいに少年をメタラー化させようとしたりするのかと思ってたら、そんなでもなく。
これが、他の音楽の不良設定でも成り立つ話なんじゃないかって気がしたから、メタルっていう言葉でホイホイされる映画じゃないかな。

ただ、それ(音楽関係)抜きにして映画として見たら、ちょっとヘッシャーが極端すぎるから意見は分かれるだろうけど、ポジティブで泣かせるヒューマンドラマ。
アブないヤツでムチャクチャなんだけど、おばあちゃんには凄い優しいとかベタな設定なんだけど、ベタなんだけどツボだった。
だからこそ、ラストのおばあちゃんの葬式でヘッシャーが「散歩に行く約束してたんだ」っておばあちゃんを棺桶ごと外に連れ出して歩くシーンは泣ける。やることムチャクチャだけど。
何がこの映画の中で一番印象に残るだろうかと考えたら、ヘッシャーとおばあちゃんのハートフルな関係。家族よりも彼女のこと気にかけてるヘッシャー。結局、ダメな親子2人を改心させてやろうって気になったのは、ヘッシャーと会話してる時のおばあちゃんのセリフのせいなわけだし。

ムチャクチャでやることズレてるんだけど、結局はいいヤツだなってなってしまうヘッシャーの話。
途中、ズレてるにしてもそれは無いだろう!!やっちゃだめよ!!って部分があるにしろ、まぁ、話の展開上そうじゃないと進まないし仕方ないかなぁって思っちゃってたんだけど(苦笑/映画見すぎると犯人がすぐにわかるとかいう展開とか映画好きの悩みの1つかもしれないな……)
メタラー設定なら、もうちょっと筋肉質がいい、だとか、その白のブリーフはないだろう!ボクサーかトランクスだろう、とか、メタル好きなだけにこうツッコみたい部分が沢山あったわけで…。

ナタリー(ポートマン)は、ビミョーなキャラだったかな。
かれこれThorにBlack SwanにHesherとこの短期間に3度もスクリーンで見た俳優って彼女だけな気がするわ。
3度目なので、『また会ったわね』って心の中で思ってしまったわ。
だけど、Thorはヘムズワースにナタリーじゃない女性が印象的だったし、Black SwanはToby目当てだったしウィノナとライバルの方が印象的で、どうもあまりアタシの印象には残らない女優みたい。印象的だったのはアミダラ姫かな。

主人公のTJは、かわいかった。

だから、映画としてはなかなか悪くなかったけど、音楽映画というかメタリカ!って言うには足りない映画だったかな。
後で友達が、ギター弾いてるのに一度もそのシーンが出て来なくてやっと出て来たのは最後ブッ壊されるときのみ、って言ってて、ああ、そういえば、ってなったし。

個人的にはメタラーだから、メタルってこんなスゲーんだぜ!!いいだろう!!っていうような映画だったらよかったのになぁ。


2011/08/07

Charlie Bartlett

Charlie Bartlett (2008)



成績優秀なセレブ高校生のチャーリー・バートレットは、人気者になりたいという強迫観念のために学園で問題を起こしてばかり。名門校を次々と追い出され、ついに落ちこぼれが集まる公立高校に転校することに。転んでもタダでは起きないチャーリーは、不良学生たちを相手に悩み相談のカウンセリングを受け付け、自分が精神科医をダマしてくすねた処方薬を彼らに転売するといういかがわしいビジネスを始めるが…。

(By. Allcinema)






学園モノコメディではあるんだけど、邦題の『チャーリーバートレットの男子トイレ相談室』で日本では少し損してるんじゃないかと感じる、いい作品でした。
タイトルで受ける印象のように、バカコメディーな学園モノではなくて、ちょっと爽快ちょっと憂鬱なティーン独特な雰囲気を載せたヒューマンドラマといったかんじ。

IQが高いチャーリーは、その知能故に色々問題を起こしては退学になり、とうとう公立高校に転校して来る。私立高校とは違い公立高校の洗礼(ワルにボコられる)を浮けて、『オタク』『知能派』『はみ出しもの』のレッテルを貼られて孤立するかに思えたが、自分の精神カウンセラーに処方された薬でハイになったのをきかっけにそれを転売することを思いつき、上手く自分をボコったワルと協定を結んで最初の転売を大成功におさめて知名度を徐々に確率してゆく。そして、ある日はみ出し者の生徒に悩み相談をされて精神医学書を齧ったのがきっかけで、男子トイレで生徒の悩み相談そして薬の処方というビジネスを始め、学校で不動の人気者の地位を確立するのだが……。
といった感じですすんで行く話なんだけど、よくできたもので、
校内に監視カメラが設置されるようになり生徒の不満が爆発寸前状態、だとか
チャーリーの彼女は校長の娘で実は父子家庭、とか
そういうチャーリーは母子家庭で父親には秘密があったり、とか
そういう背景が相まって起こるクライマックスがなんとも爽快ちょっと感動ってなる。
学校の授業中風景なんかあまり写らない学園モノなんだけど、男子トイレで相談にのることで、他のグループの生徒を多角的に映していて、突然関わりが無かったアメフトキャプテンの本音なんかが出て来たり、今の悩めるティーンの状況みたいなのがそういう手法で見えるようになってるのがなるほどってなった。

暗くなりがちなことなんかも含まれてる作品なのにサラッとカラッとしてる不思議な映画でした。
それにはきっと、サラッとカラッとしてるチャーリーのキャラがあったのかもしれないけど、このキャラも実は中身が空っぽだったっていうチャーリーのキャラクターがあって、それも後半なるほどってなったポイントでした。

そして、
ワルだけど中身は優しいとか、ワルだけど実は真面目とか、そのパターンのベタキャラのキップが、ベタなんだけど萌え〜ってなるキャラだったり、
ロバートダウニーJR演じる校長が、哀愁のオヤジキャラ全開でまたよかったり(笑)

久しぶりに見たいい学園モノ作品でした。

2011/08/04

Black Swan

Black Swan (2011)



ニューヨークのバレエ・カンパニーに所属するニナは、元ダンサーの母親の期待を一身に背負い、バレエに全てを捧げて厳しいレッスンに励む日々。そんな彼女に、バレエ人生最大のチャンスが訪れる。長年バレエ団の象徴的存在だったプリマ・バレリーナ、ベスの引退を受け、新作の『白鳥の湖』のプリマにニナが抜擢されたのだ。しかし、白鳥の湖では純真な白鳥役と同時に、奔放で邪悪な黒鳥役も演じなければならない。優等生タイプのニナにとって、魔性の黒鳥を踊れるかが大きな試練として立ちはだかる。対照的に、官能的にして大胆不敵な踊りで、芸術監督のルロイに理想的な黒鳥と言わしめた新人ダンサーのリリー。彼女の台頭によって、不安と焦りが極限まで高まってしまうニナだったが…。

(By. Allcinema)



賞取りまくりで、話題だった映画。

遅ればせながら、ミニシアターにて。上映開始から2ヶ月ほど経過してるというのに、結構な人の入りに驚かされました。

まさにサイコスリラーな一作でした。
大人しいいい子ちゃんのニナは、プリマに抜擢されたもののブラックスワンを上手く踊れないプレッシャーとライバルたちの強迫観念で押しつぶされて、正気と狂気の狭間を彷徨い徐々にまさにサイコな状態に陥り悲惨な最期をとげるまでのお話。
最初あたりの、背後を歩いて追うような揺れるカメラワークから不安になり、徐々に狂気の世界に。
女同士のドロドロした部分を描いた作品で、その舞台をバレーにしたのはベストだったと思う。みんなプリマに憧れてそこにいるわけだから。
そんなドロドロした部分が上手く描かれてる作品で、アタシは女なので、男性の気持ちや視点がわかってるわけではないんだけど、女の人の方が男の人よりも、よりリアルに感じる作品なんじゃないかな。
過保護すぎる母親もキーパーソンとして登場するんだけど、それも男よりも門限とか色々厳しかった経験のある女性は多いと思うし、どこか身に覚えのある部分が存在するんじゃないかな。それ故に、母親が怖い。
そうして、精神的におかしくなっていくニナの展開はなかなかによくできてる。舞台設定がニューヨークだけど、ほとんど家と練習場だけしか出て来ない窒息しそうな閉塞的な感じが、そこに加担してるんだと思うけど。
個人的に、痛い系とかボディーパーツもの苦手なふしがあるので、皮捲れるとか、爪割れるとか、指がくっつくとか、そういったシーンが余計に神経にキてました。「ギャーッ!!!」って心の中でシャウトしたこと数回。SAWとか見れない人なんです、ハイ(笑)

女って怖〜い、って映画でした。

大作映画ですが、ミニシアターで見たのがさらに良かった気がします。


元々興味あった映画だったし注目されてたのは知ってるんだけど、こんなにも予想通り受賞しまくり総動員数スゴッっていう映画になるとは思ってなかったので、客足が引き始めるのを待ってたんですが、そうこうしてる間に他の映画観に行ったりして忘れ去っていて。
このままDVDで見るのでいいか、と思っていたのに映画館まで観に行ったんです。なぜなら、そこまでナタリーポートマンが見たかったというわけでも、バレエが好きだったというわけでもなく、上映がほぼ終了しかかってるっていう時期にトビー・ヘミングウェイが出演してると知ったからです。
ほぼ無名俳優ですが、実はアタシは彼のファンだったりするんです(笑)彼が出演してる作品はそれほど日本に入って来ないので、たまに出演作や予定作なんかちょっとチェックする程度だったので忘れてたんですよ、まさかブラックスワンがこのブラックスワンなんか思わなかったし(ひどい。)
そういうわけで、劇場のほとんどのお客はナタリーを観に来てたと思うんですが、アタシはちょい出のトビーを観るためだけに観に行っておりました(笑)

彼は、ニナとリリーが繰り出したクラブで出会う男2人組の1人トム役でした。
ほんとうにちょい出。だけど、スクリーンで彼が観れたのがちょっと新鮮でした。

Ben 10: Race Against Time

Ben 10: Race Against Time (2007)



アメリカ大陸横断旅行を終えて、地元に戻って来たベンたちだったが、新たな敵のエイリアン、イオンが突如現れる。イオンはかつてマックスらによって捕らえられ、幽閉されているはずだった…。
そのイオンが逃げ出し、最終兵器を軌道させ自分の仲間達を地球に呼び寄せようとしているイオンの計画を、果たしてベンは阻止することができるのか!?

(By. Cartoon Network ch.)






Cartoon Networkチャンネルのオリジナル人気アニメの実写映画化作品。

先に続編の方を見てしまったので、急に幼くなった印象が(続編だとティーンだったので/笑)

映像的には先に見た続編の方がすっとよくできてて好きだったけど、ストーリーに関して言えばこっちの方が引込む展開があるように思います。
残念なことに、続編の方で気に入ってたケビンは、こっちには出て来ないわけだけど(笑)

ガムでベッタベタにされたロッカーを見て冷静にどれだけ頑張ったんだろうあの子達はって思ってしまった。

これも、大体の本編アニメのあらすじを知らないとよくわからない部分がある映画だけど、続編よりは何も知らなくても見れるかも。

次回があるならば、楽しみだなぁと思ってるんですが、これ以上の続編は作られるんでしょうか。

2011/08/03

Ben 10: Alien Swarm

Ben 10: Alien Swarm (2009)



行方不明の父親を捜す謎の少女、エレナを助けるために、仲間から離れるベン。ベンはその捜索の途中で、『謎のチップ』とエイリアンとのある関係を察知する。『謎のチップ』の追跡とエレナの父親の行方を捜すベン、そしてエイリアン侵略を阻むグウェン、ケビン、マックスが、それぞれ、世界を救うために新たな敵に立ち向かいます。

(By. Cartoon Network)








カートゥーンネットワークチャンネルオリジナルTVムーヴィー。
カートゥーンネットワークで人気のオリジナルアニメ作品『Ben 10』の実写版映画。過去にも実写版が製作されていて今(2011年現在)の最新作。

元々人気作品の実写映画化2作目(?)というのもあってか、舞台設定、キャラクター設定と背景なんかがあまり語られずに始まって終るので、少なくともアニメのあらすじくらいは知らないとよくわからないと思います。彼らがどういう組織で、ベンが何者なのか、とか。
アタシは本編のアニメを何話かしか見たこと無いので、理解できてない点は多少あったように感じたし。

こういうクリーチャー(エイリアン)が出て来たりするアニメを実写にしたものが大好きなので、Ben 10面白いだろうなぁと思っていたら、
面白かったです。

話の内容は当たり障り無く、いつものアニメ作品をちょっとだけ長く複雑かしたくらいのものなんだけど、デフォルメされたアニメよりもリアルなエイリアンたち見るのは楽しいです。映像もいかにも子供向けのTV映画!ってかんじだし。
人気アニメの映画化した、金かかりまくりで、スペクタクル!!チョー迫力CG!!!ってかんじのシャマラン監督作『エアベンダー』より、話は広がりに欠けるけどちゃんと中途半端じゃないし、キャラクター設定そこまで裏切られるようなキャストでもないし、世界観はしっかり守られてるし、アニメ作品の実写化としたら成功してるし、ずっと面白かったです(笑)原作アニメファンを納得させるには充分なかんじで。

そして、コワモテキャラのケビンが、うかつにもアタシのタイプのグッドルッキンガイだったので、主人公よりも最初から最後まで出てるもんだから、もっぱら彼ばっかり見てました(笑)
『車・愛』すぎなのがカワイイ(笑)
こんなキャラクター出て来るんだ、本編のアニメ見ようかな!?って思ったのは言うまでもなく(笑)

2011/08/02

Can't Buy Me Love

Can't Buy Me Love (1987)




ハイスクールでつまはじきに合っているグループの一人ロナルド。彼は夏休み中、望遠鏡を買うためのアルバイトに励んでいた。新学期が始まったある日、彼が常々憧れていた少女シンディが母親のドレスを勝手に持ち出しそれを汚してしまって困っているところに遭遇。1000ドルと引き換えに一カ月彼女のフリをしてもらうことに……。

(By. AllCinema)








80’sの学園ものコメディ映画。
まーさーにー、学園ものバリバリ。
主人公は、望遠鏡のために隣のシンディーの家に芝刈りのバイトにいそしんでるオタク少年。実はシンディーは彼の憧れの君なんだけど、人気者で美人な彼女は当然のように主人公には見向きもしないどころか自分の家の芝刈りを毎日のようにしてるのに名前まで覚えてないわけで(笑)
それがひょんなことで彼女に借りを作った彼は、彼女に自分と付き合ってるフリをしてくれと頼み…
話は、ベターな展開っちゃ展開で、簡単な少女マンガとか読んでる気分にさせられるんだけど、
人気者グループの一員になった主人公が、元々友達だった家に悪戯する片棒を担がされてからの流れが凄い好き。
恋愛モノとしてじゃなく、ちょっとした友情モノな印象の映画でした。

後から知ったけど、主人公のオタク少年役、パトリック・デンプシーって、グレイズアナトミーのデレクじゃん!!!
あんまりにも冴えないダサキャラで気付かなかった(笑)
男前になったねぇ!(笑)

しかも、主人公の弟がセス・グリーンだったのも気付かなかった!何が一番好きだったかといえば、この生意気な弟が一番好きだった。

Lemonade Mouth

Lemonade Mouth (2011)



居残り授業で出会った冴えない高校生5人が、学校でもてはやされるエリートたちを見返すためにロック・バンドを結成した。
両親からの期待と重圧、自身の将来への不安など、それぞれにティーン特有の悩みを抱えながらも、バンド活動を通じてかけがえないのない仲間との絆を見いだしていく。

(by. Disney.co.jp)







ディズニーオリジナルTVムービー。
この手の映画はさらっと軽く見れるものだけど、これも例外無くさらっと軽く見れる映画です。

スポーツ系がひいきされて文科系のクラブや活動が隅の方どころか地下に追いやられて無いもの扱いされてる、スポーツ系支持しまくり校長の独裁国家的な学校が舞台。校長が常にセグウェイで移動してるっていうところが気になってしょうがない。スポーツ支持してるなら、歩きたまえ(笑)
居残りで集まったのがきっかけで知り合うって、『ブレックファストクラブ』のオマージュか何かかって思いつつ、居残り音楽室に集まった5人がたまたま各パートに秀でた才能の持ち主で音楽室の片付けの合間にセッションしたことによりバンドを始め、オーディションコンペイベントのライジングスターに出場を決意するという流れ。
ロックバンドものっていうから見てみたんだけど、バンドスタイルのポップグループものという印象。競うライバルグループもヒッピホップで、今のアメリカの音楽事情を濃厚に反映してるのかな、とちょっと納得。これが一昔なら、スクールオブロックみたいにバリバリのロックバンド設定もあったかもしれないけど、ほら歌って踊るディズニーだし。
バンド自体が、文科系排除主義の学校の反発に立ち向かう反骨精神的な部分がロックなのかもしれないけど。

話自体はそこまで悪くなかったし、曲もまぁ悪くはなかったんだけど、イマイチ入り込めない部分があってそこまで面白さを感じなかった作品だったかな。
そして最後のオチと、バンドの女性陣が楽器をやめて歌って踊ってるところが気に入らなかったわ。女子は歌って踊らないといけないのか。反骨精神ロックバンドものみたいにしてるなら、最後ポップスターになってどうするのっていう。