2011/11/27

The Three Musketeers

The Three Musketeers (2011)
三銃士 王妃の首飾りとダヴィンチの飛行船



アレクサンドル・デュマの冒険活劇「三銃士」を、「バイオハザード」のポール・W・S・アンダーソン監督が映画化した3Dアクション。17世紀フランス。パリにやってきた気が強く無鉄砲な青年ダルタニアンは成り行きで三銃士の仲間となり、国王の側近の裏切りによって狙われた王妃の首飾りを取り戻すためイギリスへ。しかし、そんな彼らの前に事件のカギを握るバッキンガム公爵と正体不明のナゾの美女ミレディが立ちはだかる。主人公ダルタニアン役に「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」のローガン・ラーマン。バッキンガム公爵を演じるオーランド・ブルームが自身初の悪役に挑む。
(by. 映画.com)



ネタバレだめぇ!って人はご注意というか見ないで下さい。




さて、昨日土曜日は『三銃士』観に行ってきました。 
そして、2Dがなかったから3Dを鑑賞。
でも、3Dにふさわしい作品だったから、3D料金とられて損したってことはない作品だとアタシは思った。
たまに、これ3Dで観なくても全然かまわないんだけど!!っていう映画があるけど、これはそうじゃなかった。


観たかった三銃士。
でも、オリジナルの三銃士の話は知らないで行ったんだけど、オリジナルの三銃士の話を元に新しい話を!って作った映画っていうのもあるから、知らなくても全然かまわない映画。


最初に言っておくけど、別にオーリーファンでもミラファンでも何でも無く、話と映像とコスチュームで観たかった映画。
こういう、中世ヨーロッパなのを現代版にしたような話大好きなもんで。
ビバ騎士道アクションだけど、なんか近代っぽいってやつ(笑)
そんなわけで、
その潜水服なにか間違ってるよ、みたいなのが出て来るし、その高さから飛び降りたら無理!とかいうとこからジャンプするし、その重さじゃ飛べないだろうって飛行船は登場するわ、なんか当時には確実に無かったマシンガンライクな銃とか出て来るし、17世紀じゃなく『架空&創造の』17世紀を舞台にした突っ込みどころ満載だからつっこまなくていいハチャメチャアクション映画のこの三銃士、楽しかったよ(笑)
完全にコメディーなアクション映画だから常に冗談なノリで進んでいて凄い楽しかった。
倒れた柱にぶつかって噴水におちる衛兵とか、話の中で非常に無駄なんだけど必要か?なシーンがものすごく満載で、そういう映画が結構好きだからかなりツボってしまった(笑)
パリの王子のボンクラ具合がツボだったわ(笑)
なんかオーランドブルームがセレブすぎるのか、こういう映画だからか、コスプレにしか見えなくて他のキャストだったらどんなだったんだろうって思ってしまった。
しかし、こういう似非中世モノ映画の醍醐味といえば、歴史に忠実な歴史映画と違って、その時代『風』な現代的なコスチュームで、やっぱり衣装が凄く素敵だった!
スチームパンクなノリが少しだけあったり、主人公のダルタニアンとかレザージャケットで、生意気なロックバンドやってるガキって雰囲気でなるほどなスタイリングだったりして凄い楽しい。
怪盗ゾロみたいなのやアイパッチやら、なんかその時代にありそうな好きなコスチュームに色々投入しまくってみたよ!みたいなのが凄く楽しかったわ。
そして、飛行船で空中対戦だよ。
海賊モノ好きで、なおかつ空中で飛行船とか使ったスチームパンクやSFなのも大好物なアタシとしたら、剣と火薬な銃で戦い最後は大砲とかで空中合戦とかもう最高に心躍る流れでドツボ過ぎた。
撮り方も凄く好きだったし、なんか最後の一瞬の急な引きだけは気になったけど。
ただし、先端恐怖症の人はこの映画ダメかもしれないわ。


最初から最後まで凄い楽しかった!
久しぶりにフェンシング系剣術な映画観たけど、あの足をOにして構える姿勢が凄く好きみたいっていうのに気付いた。
そして、ダルタニアン、パーシージャクソンのパーシージャクソンって全然わからなかったわ。ロン毛似合うね。
そして、アラミスがカッコよかったからずっとアラミスばっか観てたっていう(笑)LOTRのアラゴルンといい、フードかぶって登場するヒゲがツボにハマってしまうらしい(笑)
真ん中のヒゲがソレ。後ろ向いてるのがダルタニアン。ダルタニアンの剣の構えが凄い好きなんだけどさ。


そんなこんなで、たぶん今年最後の映画館で観る映画、いい映画で締めくくったかんじ!!
結構オススメ!
シリアスじゃなく楽しいの観に行きたい!って人は是非ってかんじ!


え?来月?
なんか今公開と来月公開の映画でそこまで観たい映画が無いのよね。
タンタンかアーサーのクリスマスって思ったけどアーサーはどういうわけか吹き替えしか無いし、タンタンそこまで観たい!ってわけじゃなく、なわけで。
来年はもの凄くいっぱいあるんだけどね観たい映画が!!今から楽しみ。



2011/11/20

In Time (Time)


Toby Hemingwayが出演してる『In Time』(邦題は『タイム』)が2月公開予定とのことでしたが、2月17日公開予定に決定したようです!

それにともない、Coming Soonばかりですが、オフシャルサイトもできたようです。
楽しみです。

http://www.foxmovies.jp/time/

そして、日本版トレイラーも。


2011/10/30

In Time


Toby Hemingway出演のSF映画『In Time』

全米では今週公開がスタートしました!!

そして、
日本での公開が未定だったこの作品ですが、2月に日本でも公開の予定が決定したそうです!!!
ヤッター!!

原題は『In Time』ですが、
日本での公開のタイトルは『Time』(タイム)だそうです。

ブラックスワンに引き続き、彼を映画館のスクリーンで見れるのは非常に楽しみでしょうがないです。

何かまたキャッチしたらアップしますね。

祝・日本公開決定!!
ありがとう!!映画会社のこの映画の公開にこぎ着けて下さった方々!!!


2011/09/15

List

これから、2013年頃まで日本公開予定が決定してる映画の見たい映画リスト。
すぐ忘れるのでメモがてら個人的な、です。


今後公開予定の映画をチェックしてたんだけど、予想通りに上半期に比べてガクッと見たい映画が少ない。
秋から冬にかけてテンション上がるヤツなので、見たい映画が沢山あるとウキウキ度が上がって嬉しいんだけど…。
そして、来年の方が最強に見たい映画ばっかやるのを知ってヤバいです。ヤバすぎる。


では、見たい映画をご紹介。
これから『2013年まで』に公開が一応決定してる映画の見たい映画リスト、です(笑)
紹介文は映画.comからの引用。


2011年9月17日
『スパイキッズ4』 

今度は4Dになったスパイキッズシリーズ。
バンデラスファミリーがメインじゃないのが残念だけど、もう『キッズ』じゃないもんね(笑)スパイキッズシリーズ好きなので気になるんだけど、子供がたくさんいるって思うだけで足が遠のいて、今まで一度も観に行ったことが無いんだよね(笑)

ロバート・ロドリゲスが手がける「スパイキッズ」シリーズ第4作。時間を止めて過去にさかのぼり、世界を征服しようと企む悪党タイムキーパーの野望を阻止するため、母親が元敏腕スパイという秘密を知った双子の姉弟が、新スパイキッズとして戦う姿を描く。双子の母親の元スパイにジェシカ・アルバが扮するほか、シリーズ過去3作でスパイキッズを演じたアレクサ・ベガ、ダリル・サバラも引き続き出演。 


2011年9月23日
『プリースト』 
これは観に行く!
ベタニーがヴァンパイアハンターしてるアクション映画で、ヴァンパイアはなんというかヴァイオハザードのケルベロスとかああいう系のキモいクリーチャーで美しさの欠片も無かったり。
韓国のマンガの映画化らしいんだけど、こういう近未来設定グラフィックノベルスメルのヴァンパイアものに酷く弱いアタシ。

何世紀にもわたりバンパイアと戦い続けていた人類は、高い防壁に囲まれ、教会の司祭たちが住民を支配する都市ディストピアで暮らしていた。教会の司祭で伝説の戦士と名高いプリーストは、ある日、街の外で人々がバンパイアに襲われているという話を聞く。バンパイアは絶滅したと主張する教会の妨害を受けながらも、プリーストは街の外へ出てバンパイアの巣くつへと向かう。主演ポール・ベタニーとスコット・スチュワート監督が、「レギオン」に続きタッグを組んだ3Dアクション。 


2011年10月8日
『レア・エクスポーツ 囚われのサンタクロース』 
サンタの国フィンランドのサンタ映画だよ(笑)

世界中で親しまれるサンタクロースを題材に、ブラックユーモア満載で描くフィンランド製アドベンチャー。北フィンランドに住む少年ピエタリは、サンタクロースを恐ろしい存在と信じ、トナカイ猟師の厳格な父ウラノと寂しく過ごしていた。そんなある日、国境付近の山に封印されたという“本物のサンタクロース”が、「考古学上の発掘作業」の名目で掘り起こされ、それを機に地元の子どもたちの失踪やトナカイの大量死など事件が頻発。ピエタリは町を守るため事件解決に乗り出す。2010年シッチェス・カタロニア国際映画祭で作品賞、監督賞、撮影賞を受賞。 


2011年10月28日
『三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』 
三銃士をアレンジした映画。
スチームパンクライクな映画ですよ、姉さん(笑)映画館で見た予告編の映像だけで、行く!!って心に決めた映画。観に行くよ、これは。

アレクサンドル・デュマの冒険活劇「三銃士」を、「バイオハザード」のポール・W・S・アンダーソン監督が映画化した3Dアクション。17世紀フランス。パリにやってきた気が強く無鉄砲な青年ダルタニアンは成り行きで三銃士の仲間となり、国王の側近の裏切りによって狙われた王妃の首飾りを取り戻すためイギリスへ。しかし、そんな彼らの前に事件のカギを握るバッキンガム公爵と正体不明のナゾの美女ミレディが立ちはだかる。主人公ダルタニアン役に「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」のローガン・ラーマン。バッキンガム公爵を演じるオーランド・ブルームが自身初の悪役に挑む。


2011年11月11日
『イモータルズ 神々の戦い』 
なんで11月11日公開!ってうたってるのか、わからない人多いかもしれないけど、11は神の数字って言われてるんだよね。たぶん、そこから公開日程決定したんだと思うんだけど。
これも見たい映画上位。

「ザ・セル」「落下の王国」のターセム・シン監督がギリシャ神話を題材に描くアクションスペクタクル。世界支配を企むハイペリオンに対し、主神ゼウスにより鍛えられた勇者テセウスが立ち上がる。ポセイドン、アテナらオリンポスの神々の力を借り戦うテセウスだったが、しかし、ハイペリオンはオリンポスの神々によりかつて地底に封印されたタイタン族を復活させてしまう。主演は「マン・オブ・スティール」(2012)で新たなスーパーマンに抜てきされたヘンリー・カビル。 


2011年11月19日
『ラブ&ドラッグ』 
映画紹介で見て、面白そうだなってちょっと思ってた映画。こういう映画は日本でもやってくれるんだよね、学園モノ映画はぜんぜんだけど……(ハイスクールな学園モノが好きなんだ!。笑)

「ラストサムライ」「ブラッド・ダイヤモンド」のエドワード・ズウィック監督が、バイアグラのセールスマンだったジェイミー・レイディの回顧録「Hard Sell: The Evolution of a Viagra Salesman」をジェイク・ギレンホール&アン・ハサウェイ主演で映画化したラブコメディ。全米各地の病院を周り薬品を販売するジェイミー(ギレンホール)は、シカゴの病院でパーキンソン病を患う勝ち気な女性マギー(ハサウェイ)と出会い、すぐに恋仲になるが……。 


2011年11月23日
『アーサー・クリスマスの大冒険』 
なんだか面白そうって前々から思ってたんだけど、何よりもクリスマスシーズンにほっこり観に行くには最適な映画かもって思って。
ハロウィーンに次いで無意味にクリスマス大好きなもんで(笑)

北極の氷の下にはサンタクロースのオペレーションセンターが存在し、100万人の妖精がハイテクマシンを駆使して世界中の子どもたちにプレゼントを届けていた。しかしある年のクリスマス・イブ、1人の子どもにプレゼントを配り忘れるミスが発生。サンタの末っ子アーサー・クリスマスが、地球の反対側にある子どもの家までプレゼントを届けにいくことになるが……。イギリスの名門アードマン・スタジオが米ソニー・ピクチャーズとタッグを組んで手がける3DCGアニメーション。


2011年12月1日
『タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密』 
タンタンあまり知らないけど知ってるし、気になる。さらにスピルバーグにピータージャクソンとか言われるとさらに気になる。
どうでもいいけど、「タンタンは犬とデキてるホモなんだぜ」ってどこかのドラマか映画で言ってたのが忘れられない(笑)なんか、お決まりのジョーク設定みたいらしいんだけど、一体誰がそんなもん言い出したのか……。

世界各国を飛び回る少年記者タンタンと、相棒の白いフォックステリアのスノーウィが繰り広げる冒険を描き、世界中で親しまれているベルギーの漫画家エルジェによる「タンタンの冒険旅行」を3D映画化。スティーブン・スピルバーグがメガホンをとり、ピーター・ジャクソンが製作を務める。17世紀に洋上でこつ然と消えた帆船「ユニコーン号」の模型を偶然手にしたタンタンが、模型のマストに隠された暗号を解きユニコーン号の財宝を手に入れようとする者たちに追われながら冒険に出る姿を描く


2011年12月23日
『ニューイヤーズ・イブ』 
ヴァレンタインズデイとかラヴアクチュアリーとかスタイルの映画で、ボンボビはんが出とります。

「プリティ・ウーマン」のゲイリー・マーシャル監督が、「バレンタインデー」(2010)に続いて描くオールスターキャストの恋愛群像劇。大みそかのニューヨークを舞台に、死期が迫った老人と看護師の交流、1年前に出会った女性が忘れられない男、偶然再会した元カップルなど8組の男女の姿が描かれる。「バレンタインデー」のアシュトン・カッチャー、ジェシカ・ビールをはじめ、ハル・ベリー、ジョン・ボン・ジョビ、アビゲイル・ブレスリン、ロバート・デ・ニーロらが出演。 



その他2011年予定だけど日程決まってない映画(そのままDVDスルーとかになったりならなかったり)

『ズーキーパー』 
動物園の飼育係が女性に恋するもダメ男すぎなので、「今まで、掟で喋ってはいけなかったが黙ってらんねぇ、俺たちが恋の手ほどきしてやるよ」って動物園の動物がドクタードリトルよろしく喋り出して恋を応援するっていうラヴコメ。

『ウォーター・フォー・エレファンツ』
ロバートパティンソンとウィザースプーンが出てる恋愛モノ。
ロブさま苦手なんだけど、舞台がノスタルジックなサーカスっていうところがツボで気になってる作品。

『ミスター・ポッパーズ・ペンギンズ』
たしかチョコレート工場とかの著者のロアルドダールの1冊、だったかな?Drスースだった?(その辺詳しくないのよ…)絵本の映画化で、グリンチに続きジムキャリーが主演映画化。
ペンギンと同居するファミリードラマ。




さて、2012年!

2012年2月25日
『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part 1』 
Twilight sagaの最終章の映画化。ハリーポッターよろしく最後は前編後編構成。
何が一番って1冊目のTwilightが好きだから(2冊目のNew Moonも捨てがたいが)、もうここまできたら全部映画館で見てやるわな状況だったりなかったり。アレだよキャストがロブさまじゃなかったらもっと、こう、気持ちが盛り上がってたかもしれないけど(笑)

人間の少女ベラとバンパイアのエドワードの禁断の恋を描く、ステファニー・メイヤーによる人気小説を映画化したシリーズ最終章2部作の前編。監督は「ドリームガールズ」のビル・コンドン。ついに結ばれたベラとエドワードは結婚式を挙げ、新婚旅行に出る。旅行から戻れば念願のバンパイアへの転生がかなうベラだったが、滞在中の南の島で自身の中に新たな命が宿っていることに気づく。「不滅の子」と呼ばれ、決して作ってはならないといわれる人間とバンパイアの混血児の存在が、2人の運命を大きく揺るがしていく。 


2012年2月
『アンダーワールド:アウェイクニング』
これは何がなんだろうが『絶対に』映画館まで観に行く映画。
4作目になるアンダーワールドシリーズ最新作。
あの3部作の他に一体何をってかんじではあるんだけど、どんなストーリーなのかは全く知らないからさ。でもケイトが出てるっていうことは時間軸は昔じゃなく未来の方だってことだよね。

2012年3月
『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』 
1作目がおもしろかったから楽しみにしてる映画。続編制作が進行してたなんて、知らなかったです(笑)

アーサー・コナン・ドイルの生み出した名探偵シャーロック・ホームズを主人公に、ガイ・リッチー監督、ロバート・ダウニー・Jr.主演で描くアクション「シャーロック・ホームズ」(2009)の続編。ある日、オーストリア皇太子が遺体で発見され、警察は自殺と断定するが、事件の手がかりを求めるホームズは怪しい社交クラブへ潜入。そこで事件の手がかりを知る女性シムと出会う。シムは暗殺犯に狙われた命をホームズに助けられたことから、ホームズの捜査を手伝うことになるのだが……。事件の鍵を握るシム役に「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」のノオミ・ラパス。 


2012年5月25日
『メン・イン・ブラック3』 
あの黒スーツに黒サングラスでエイリアンを取り締まってるヤツらの3作目。
大好きなんだよ、この映画。たぶん、ウィルスミスがいい味出してるよりも、『あのパグ』がツボすぎたのかも(笑)
楽しみにしてる映画なんだけど、難航してるのをたびたび耳にしてたから、ちゃんと公開してくれるかちょっと心配。

2012年6月
『スノウ・ホワイト・アンド・ザ・ハンツマン』 
楽しみにしてる映画のひとつ。
ヴィゴモーテンセンが降板したのが残念だけど。
おとぎ話、童話ブームにのった映画の1つで、白雪姫と彼女を殺せと継母に命令された狩人に焦点を当てた映画。

2012年7月
『メリダとおそろしの森』
ケルティックなアニメ。

ピクサー・アニメーション・スタジオ13本目の長編作。スコットランドを舞台に、弓と乗馬の得意な王女メリダが古代より精霊に守られた神秘の森の奥で待ち受ける運命と対峙する姿を描く。 


2012年夏
『ダークナイト・ライジング』
ノーランのダークナイトシリーズの3作目。観に行くっきゃないでしょ!

「バットマン・ビギンズ」「ダークナイト」に続く、クリストファー・ノーラン監督が手がける「バットマン」シリーズ第3作。主演のクリスチャン・ベールほか、新キャストとしてアン・ハサウェイやノーラン監督の前作「インセプション」にも出演したトム・ハーディ、ジョセフ・ゴードン=レビット、マリオン・コティヤールらが参加する。 


2012年夏
『ダークシャドウズ』
数年前から楽しみに楽しみに楽しみにしまくってる映画。これは『絶対に』観に行く!!!
ティムバートンが監督するアメリカの昔放送してたドラマのリメイク映画。
同名のヴァンパイアや魔女なんかが同居する場所が舞台の昼メロなノリのドラマ、の映画化とかなんとか。アダムスファミリーな匂いのするティムの作品(ちなみにティムはアダムスをストップモーションで映画化する企画を立ててるとかなんとかで、それが一番楽しみでしょうがないんだけど)
ヴァンパイア役でジョニーが出ていて、あとクロエモレッツなんかも出演してたりします。

2012年8月
『アベンジャーズ』 
マーベルの集大成みたいな映画、なはず。

マーベルコミック原作の「キャプテン・アメリカ」「マイティ・ソー」「アイアンマン」「ハルク」から各ヒーローが集結するアクション大作。


2012年秋
『フランケンウィニー』 
ティムバートンのショートフィルム作品『フランケンウィニー』のストップモーションアニメ、だったはず!!
これも楽しみなのー!!

2012年秋
『ロック・オブ・エイジズ』 
撮影時の写真でトムクルーズがムキムキにっていうので話題になってた、ロックミュージカルの映画化作品。

2012年12月14日
『ホビット 思いがけない冒険』 
観に行くよ!!当然のように観に行くよ!!
特別版観に行って映画館で同じ映画2回観に行ったりしてた大好きな映画のシリーズだもんね!!
しかも、キャストがLOTRに引き続き同じキャストが出てくれるという素晴らしさ!
これは3部作じゃなく2部作。

「ロード・オブ・ザ・リング」の前章となる「ホビットの冒険」を全2部作で映画化。「ロード・オブ・ザ・リング」3部作のピーター・ジャクソンが監督を務める。 



その他2012年公開予定作品

『ゴーストバスターズ3』
あのシリーズの3作目だよ!!
しかもオリジナルキャストのままなのがちらほらっていうのが嬉しい!!
この映画、昔も今も大好きなんだよね!!子供の頃のいい思い出。
思えば昔の方がこんな映画いっぱいあったよね。


そして、2013年公開作品
2013年12月
『ホビット ゆきて帰りし物語』
12年12月公開の『思いがけない冒険』の後編。



という、なが~~いリストでした。
12年はまだどんどん増えて行くと思うと、ヤバいくらい見たい映画多いです。
しかも、楽しみにしてた映画がドン!!!っていうパターンばかりで!!

2011/08/24

In Time



つい先日開催された、コミックコンベンション(コミコン)で公開になった、Tobyの出演してる映画『In Time』の予告編です。

キャストにジャスティン・ティンバレイクやアマンダ・セイフライドなんかが主役を固めてる映画なので、日本公開も、可能性がありそうな気がして期待してるのですが、
そうでなくてもDVDにはなってくれそうで楽しみにしています。

公開は10月。だったはず。

Toby Hemingway


さらっとした紹介。



Toby Hemingway (トビー・ヘミングウェイ)

1983年5月28日 イギリスのBrighton生まれ。
両親共に作家。
13歳の時にアメリカに引っ越し、現在LA在住。
NYにあるAmerican Academy of Dramatic Artsで美術を学んでたとか。

俳優へのきっかけは、英語の先生。
当時、彼はやんちゃな問題児だったらしく、英語の先生に「君には居残りの罰は効き目が無いようだから、クラブに入りなさい」とその先生が顧問をしてた演劇クラブに無理矢理入部させられて、ハマッたのがきっかけだとか。ただ、ハマッたのはいいものの、友達にそのことを知られるのが恥ずかしかった彼は無理矢理入部させられてるからってことにしてたらしい。


Toby Hemingway's filmography

Toby Hemingway's filmography
(2011 so far)



生まれてこのかた、たくさんの映画を見てきたけど、この俳優がっていう好きな俳優っていうのもが存在してませんでした…ジョニー・デップ以外は。でも、ここ数年お気に入り俳優がひょっこり登場。Toby Hemingway (トビー・ヘミングウェイ)っていう俳優で、たまに彼の出演作とかチェックしてたりします。(彼のことを知った『The Covenant』の彼のキャラがもの凄く私のドツボだったからな気がしなくもないんだけど。笑)
そんなお気に入り俳優2人なんだけど、ジョニーはパイレーツ・オブ・カリビアン以降、今までのジョニーは一体どこにっていうほどセレブリティーになってしまったので、彼のことは捜さなくても色んな情報が山のように手に入るわけで。それに比べたら、トビーは無名も無名な俳優なので、情報少ないし、日本で見れる作品も限られてるし、ということで、応援しよー的な意味も込めて、これから何かつかんだら載せていこうかと、思います。いちファンとして。でも、それほど熱狂的なファンっていうわけでもないので、マニアックなほど詳しくなかったりするんだけど…。


とりあえず、今現在までの出演作。

・Indio, USA … Ricky (2004)

・Summerland (TVドラマ)…
『Signs』(Season2 Episode9)… Jason Warner (2005)
フォトセッションのシーンでちょい出してます。

・Bones (TVドラマ/『ボーンズ』)
『A Boy in a Tree』(Season1 Episode3) … Tucker Pattison (2005)
死亡した学生のルームメイトで殺害の疑いをかけられる役。

・The Covenant (映画/『レニー・ハーリン コベナント 幻魔降臨』)
…Reid Garwin (2006)
主人公含める超能力者の一族の末裔グループの1人。

・Feast of Love (映画/『ラブ・アペタイザー』)
…Oscar (2007)
オムニバス形式に色んな恋愛模様を描いた映画で、その中の若いカップル役。

・CSI:Miami (TVドラマ/『CSI:マイアミ』)
『Rock and a Hard Place』(Season6 Episode19) … Trey Holt (2008)
またも疑いをかけられる役。

・Black Swan  (映画/『ブラック・スワン』)
…Tom (2010)
ナタリーポートマンが繰り出すバーで出会う男2人組の1人。

・Street (映画/ヒューマンドラマ/2011年(アメリカで)公開予定)
…Eric (2011)

・Playback (映画/ホラー/2011年(アメリカで)公開予定)
…Quinn (2011)

・The Ganzfeld Experiment (映画/ホラー/編集段階/2011年公開予定)
…Graves (2011)

・In Time (映画/SF/編集段階/2011年公開予定)
…Timekeeper Kors (2011)
今年のComi-Con(コミックコンベンション(アメリカ最大級のマンガ、アニメ、映画、ドラマとかサブカルチャーイベント)で紹介されてた日本公開ありそうな映画。

・The Silent Thief (映画/スリラー/撮影中/2012年公開予定)
…Brennan Marley (2012)

・Into the Darkness (映画/ホラー/編集段階/2011年公開予定)
…Chase (2012)



それから、
カントリーシンガーのTayler Swiftのミュージックビデオ『Mine』で、彼女の恋人役として出演しています。

Coraline

Coraline (2009)
コララインとボタンの魔女



ピンク色の古いアパートに引っ越してきたばかりの少女コラライン。まだ友だちも出来ず、忙しい両親はまったく構ってくれない。すっかり退屈していたコララインは、ある日家の中で不思議な扉を発見する。そして、その扉を通り抜けた先でコララインが目にしたのは、今までと変わらない家の中。しかし、何かが少しずつ違う。しかも、そのどれもが現実の世界よりも素晴らしくなっていた。優しいママとパパの目がボタンで出来ている以外は。すっかりこの不思議な世界に魅了されてしまうコララインだったが…。
(By. All cinema)





Nightmare Before Christmasの美術監督だったかな?の監督ストップモーションアニメ作品。
なので、そんなかんじのが好きな人にはお勧めな映画。
そんな呼び込みもあって、嬉々として観に行った映画。

見た感想は、なんだか可愛い映画だなぁってかんじ。
やっぱりどうしてもNightmare Before Christmasのデキが良すぎるのもあってか、そして終始淡々と進むような印象のある映画だからか、ぱっとしない感は少しあったりして。
ストップモーションアニメだけあって、3Dで見てこそな印象でなかなかでした。

犬に笑う(見たらわかるよ。笑)
そしてクロネコのカッコよすぎなキャラに萌え~!ってなるよ(笑)
美味しいとこどりで、カッコよすぎる(笑)

パラレルワールドなストーリーなんだけど、不思議の国ほどヘンテコでもなく。
でも、なんか異様な不気味さはあるんだけど、思い切ってヤンシュヴァンクマイエルくらいにグロテスクなのにしちゃった方がよかったかもってかんじもあったりする、悪夢的な童話。

元の原作はニールゲイマンによる本っていうのもあってか、映像で見るのも楽しいけど、本として読んだらいいかもしれないっていうストーリー。けど、なんだかそれなりには世界観が確立されてて見た目キモカワイイのもあるから結構好きだったよ。
知らないで観に行った方が楽しめる映画かもしれない。
あんまりにも期待して行っちゃった感じのあった映画でしたぁ。

まぁ、子供向け映画なわけだけどさ。
そんなとんでもな期待を抱いちゃいけないわけなんだけど。
でも、そういう(子供向け)の好きなのよ(笑)

Confession of a Shopaholic

Confession of a Shopaholic (2009)
お買いもの中毒な私!



地味な園芸雑誌の編集部で働くレベッカ・ブルームウッドは、華やかな一流ファッション誌の記者になることを夢見るニューヨーク在住の25歳。彼女も多くの女性と同じく“お買いもの”で日々のストレスを解消している。ただ、レベッカのお買いもの好きは尋常ではなかった。ブランド物を中心に衝動買いが止まらず、彼女の部屋はその品物で溢れかえるほど重症な“お買いもの中毒”なのだ。だがやがてある時、ついに支払い能力を超えてしまい、ようやく自分の懐具合を思い知らされるレベッカ。そこで彼女は生活を立て直すため転職活動を開始、憧れであるファッション誌の編集部に狙いを定める。しかし、何の間違いかレベッカが雇われた部署は、お目当てのファッション誌と同じ出版社の、おカタい経済誌だった…。

(by. AllCinema)




どうして知ったのか覚えてないんだけど、この映画の原作を知って読んで(翻訳版)なかなかに面白かったんだよね。
で、映画化するっていうから気になってたんだけど、映画館に見に行なかった映画。

予想以上に面白かったよ!!!

原作の舞台はイギリスのロンドンなんだけど、映画の『プラダを着た悪魔』とか『Sex and the City』だとかドラマの『アグリー・ベティー』の人気なんかのせいだとは思うんだけど、ファッションフィーチャー系の映画になるし、きっとロケの安さもあるんだろうけど、映画の舞台はロンドンではなくってニューヨーク。
ちょっとロンドンの町並みを楽しみにしてたから残念ではあったんだけど、
凄いお洒落でテンポよく進む映画に見てて凄く楽しかったよ。

文字通り買い物中毒の主人公は買い物しすぎて限度額超えたクレジットカードを何枚も持ってる彼女は多額の借金があって、しかも彼女が働いてるのはなんと金融関係の雑誌で彼女はそこのコラムニスト
っていう話なんだけどコメディーなくらいに明るく進んで行くから(まず設定がコメディーだけど)、見てて凄く面白いんだけど、
やっぱり原作は映画よりよりたくさんのものを盛り込めるだけあって、展開がいろいろと面白かったり。
でも、いい感じにまとまった映画も普通に楽しめる。
なによりもやっぱり服見るのが楽しいし、買い物の達成感とかはたぶん皆一度は身に覚えある感覚だから親近感湧くっていうのもあって入り込めるのかもしれない。
ファッション誌の受付のゲイなお兄ちゃんが、ものすごくアグリーベティーのマークに似てるっていう(笑)なんか憎めないとこもなんだかんだ優しい所もちょっとタカビーなところも。


原作読んでても、読んでなくても同じくらい楽しめる映画でした。

何よりも、見終わった後に買い物したくなるし、グリーンのスカーフが欲しくなるよ(見た人はきっとわかる)
グリーンはなかなか身につけない色なんだけど、これを見て黒いドレスに緑のスカーフとかやってみたいって思ってしまったわ。

Burlesque

Burlesque (2010)
バーレスク


かつては栄華を誇った大人のためのショー・クラブ“バーレスク”も、いまや客足が衰え経営難に陥っていた。伝説のスターにして現オーナーのテスは、舞台監督のショーンとともに再建に尽力するが、すべては新たなスターの誕生にかかっていた。そんな時、アイオワの田舎町からスターを夢見て単身ロサンジェルスへとやって来た少女、アリ。彼女は偶然目にしたバーレスクの華麗なショーに心奪われる。そして、どうにかウェイトレスとして雇ってもらい、ステージに立つチャンスを狙う。やがて、その歌唱力とダンスの才能がテスにも認められ、ついにスターへの階段を上り始めるアリだったが…。
(by. AllCinema)



最初バーレスクっていうから、私のどぅあい好き(大好き)なバーレスクダンサーのDita Von Teeseのやってる、本当のバーレスクの映画なら観に行く気満々だったんだけど、どうやらそうじゃないらしいっていうのがわかって渋ってたけど、観に行ったっていう友達が多数でみんなよかったと言うから観に行った映画。

普通にそこそこいい映画だったよ。
でも、映画見てるって感じがしない映画だった。
わかりやすいストーリー展開に、歌って踊る、ミュージカル映画なんだけど、最初からずっとミュージカル見てる気分で、曲の最後に上手く映画内の観客の拍手入れるように作られてるから、つられてミュージカル会場みたいに拍手しそうになったこと数回(笑)
よくミュージカルが映画化してシカゴとかマンマミーアだとかあるけど、これは逆にミュージカルにすればいいのにってなる映画だった。
映画っていうよりミュージカル。
そういう意味で面白い映画だったかな。
ミュージカル行ったこと無いけど興味ある人へのミュージカル入門にどうぞってかんじだった。
わかりやすいストーリー展開とショーにセレブ俳優にラインストーン、っていう感じが、デート目的でしか映画館来ないような女子の女友達と行く映画にもなってたもよう。
そういう私もキンキラなエンターテイメントってショー大好きだから楽しめたわけなんだけど、
結局何が『バーレスク』なん、っていう突っ込みが終始つきまとう映画ではあって(苦笑)
アギレラとシェール以外は口パクのダンスショーで、ドラッグクイーンのリップシンクショースタイルでバーレスクでもなんでもなく、セクシーに歌って踊るのがバーレスクだって勘違いされかねんデキではあったから(カンタンに言うとバーレスクはアートなストリップショー)、
初番でアギレラがバーレスクの本見たり、それらしいシーンが一瞬くらい出て来たけど(鏡使ったり、脱いだり)、知らない人には一体なんで全裸になってるのって思うようなシーンではあって、他は別にバーレスクショーではなかったから。
バーレスクってタイトルにすべきだった必要性は一体何…ってところがやっぱり気になった…かな。
バーレスクといったら、この人が関係しないはずがないっていうDitaが全然関与してなかったのも、頷けたわ。

なので、バーレスクと思ってこの映画を観に行ってはいけません(笑)

別物のエンターテイメントショーの映画って思って、
そして、衣装とミュージカル映画としては素晴らしいので、
ミュージカル映画観に行くって思って見に行くといいと思います。

つまり、バーレスクってタイトルにしなかったら、全然評価いい映画なのでした(笑)

この映画のお気に入りキャラは、クラブの受付してる化粧濃いゲイっぽいおっちゃん(笑)

本当に、ミュージカル見た気分だった。
あ~終わった、ゆっくりブラッと歩きながらトイレに行ってそれからクロークに行こうかなってなるかんじで(笑)

Fired Up!

Fired Up! (2009)
俺たちチアリーダー!



高校のアメフト部で活躍するモテモテのスター選手ショーンとニック。それでも女に飽きたらずキツイ夏合宿もサボりたい彼らは、チアリーディング部の合宿に各方面から女の子が大勢集まってくることを知って、そちらへ助っ人という名目で参加することに。そして、狙い通り沢山の女の子に囲まれながら楽しい時間を過ごすショーンとニック。やがて、ショーンはキャプテンのカーリーに、ニックは監督の奥さんに熱を上げていく。またその恋をきっかけにチアリーディングの練習も真面目に取り組み、弱小チームの底上げに貢献、上り調子でチアリーディング大会に臨むのだが…。

(by. All Cinema)



全米公開時の紹介映像で、面白そうだなぁって思って気になってた映画だったんだけど、
ストレートにおもろかったです(笑)

わかりやすくこの映画を説明するなら、

『チアーズ!』(っていうキルスティンダンスト主演の有名なチアリーダーの映画)meets『アホ』

(笑)
ホンマに、アホス!ってなるから(笑)

でも、チアーズをパロった『最終絶叫計画』系パターンじゃなくて、それなりにオマージュしつつも、アホだけど整ったコメディー映画になってます。
『俺たちフィギュアスケーター』に通じるような。
そういう意味では、日本タイトルの『俺たちチアリーダー!』がハマッてると思う。しょっちゅう、オリジナルタイトルの良さを無視した邦題にブーブー言ってるアタシですが、これは、言わない。


見所は、もの凄い絶妙にポンポンで股間を隠す男2人の全裸チア(笑)

そして、ハードロックファンは、最後エンドクレジット前あたりで、笑う、かもしれません(笑。私はウケてしまった。)
さて、誰の曲が…流れるんでしょうか。
ハードロックファンの人は『絶対に』知ってる曲です。

そしてそして、実は、この映画マシオカが出演してるんです。
が、どこにどう出演してるのか『最後の最後』まで見ないとわかりません。
最後の最後に、「え~~~!?そういうパターン?」ってなります(笑)

最後まで楽しませてもらって、
満足な一本でした。

The Last Song

The Last Song(2010)
ラスト・ソング



両親の離婚に傷つき、いまだに父を許せずにいる17歳の少女ロニー。しかし彼女と弟は、今は一人で暮らす父のもとで夏休みを過ごすことになり、海辺の町へとやって来る。案の定、久しぶりの再会はぎこちないものに。居心地の悪さを感じていたロニーは、海岸で知り合った青年ウィルと次第に親しくなっていくのだが…。

(by. All Cinema)








たしか、有名作家によるヤングアダルト本の映画化、だったはず。あまり詳しくないから知らないんだけど。『きみに読む物語』の著者だとかなんとか。ただ、読んだこと無いから原作との比較はできないけど、いい話でした。
最初、タイトルの意味がわからずに、何がラストソングなんだろうって見ていたんだけど後半、その意味が判明して泣きます。タイトルと展開で後半ストーリー展開は読めてしまうんだけど。
親子愛のヒューマンドラマ映画で、マイリーサイラスだし、とラヴストーリーモノを期待して見るといけないかな。
最初、淡々とひたすら進むストーリーに一体何の映画見てるんだっけってなってしまったほど、淡々と進むのがちょっとじれったかったのと、どうもマイリーサイラスがあまり気に入らなかったようで、凄い良かったとかそういう印象はあまりなかったです私は。
全体的なドラマと、弟が一番光ってた。父親の病気のことを知った時の荒れようが泣かせる。そこがよかったかな。
マイリーじゃなかったら、もっとよかったかも!って思ってしまったかな…。


2011/08/16

Sharpay's Fabulous Adventure

Sharpay's Fabulous Adventure (2011)
シャーペイのファビュラス・アドベンチャー




ハイスクールミュージカルのシャーペイが主人公のTV映画作品。

高校を卒業した彼女は、自分の道を定めるべく父親に1年間の猶予期間をもらっていたが、自分の行くべき道を見つけだせずにいた。
そんなある日、出演したチャリティーショーに来ていたブロードウェイの関係者にスカウトされるが、NYで1人ではやっていけないと父親に反対されてしまう。それでも、NY行きを決意した彼女は父親を説得し、一ヶ月で成功できなかったら地元で働くようにという条件の元NYに旅立つことに。
しかし、彼女を待っていたのは予想通りの展開ではなかった…。




まるで、キューティーブロンドをティーンエイジャーのリッチ演劇ガールmeetsブロードウェイバージョンにしたような話。
キューティーブロンドなノリが好きな人は気に入るかもしれない。
彼女は『ブロンド』で『オールinピンク』で『小型犬を連れ』てて、『勝ち組思考』の『天上天下唯我独尊ワタシが一番カワイくて正しい!』ってタイプで、周りの環境で自分が変わるのではなく、あくまでも自分の個性を失わずに突き進んで行くサクセスストーリーは、『キューティーブロンド』。
その姿は、見てて清々しいほど。
キューティーブロンドと違う点は、彼女がリッチガールっていう所と、キューティーブロンドのデルタヌウとは違い、そしてそれに頼ってないところ。そこまでは(完全にではないわけで。笑)
だからか、ハイスクールミュージカルの時よりずっと嫌味度は軽減どころか消滅してて、応援したくなる。(ハイスクールミュージカルそれほど覚えてないからシャーペイがどんなキャラだったかうろ覚えなんだけど、そこまでいい子じゃなかったよね?)
この手のタイプが嫌いな人は、見ててあり得ないしぃ〜って冷めること間違い無しなんだろうけど、その手の人はこの映画手に取らないと思うし(笑)

話の流れは最初のオーディションで見えちゃうんだけど、それでも私は面白かった。

最近、学園モノ映画のマニアックなまでの解説本『ハイスクールUSA』(←のリンクは私の本のブログに繋がってます。)を読んだばかりで、なるほどなるほど。
学園モノでもこういうサクセスものでも、ダサい子、非人気者の子が白鳥にとかいうパターンが多い中、他に頭脳派のサクセスものでもなく、
学校からどこまでも勝ち組な子パターンっていうのは、ちょっと新しいバージョンの選択なのね。
とはいえ、まんまキューティーブロンドなわけで、この路線は今後全部フォロワーというかコピーになっちゃうのかもだけど。シャーペイの設定の『全部ピンク』がいけないのよね。

でも、進化してる部分もあるわけで、
常にピンク着てるわけでもなく、
部屋改造した時、ピンクを基本に柱は白にしたり、カーキ色にピンクの模様の壁紙が間にあったり、モスパープルの柄フロッキングブランケットだったり、部屋がしっかりお洒落にまとまってた。個人的に凄い好み。

私も部屋を紫と赤と黒のアナスイみたいなかんじに蜘蛛の巣柄にコウモリ飛ばした部屋にしちゃうぞー!ってなってしまったわ(笑/その辺り『オールinブラック』な私。)

あまりにもデキすぎた、ちょっとカンタンでチープな作品かもしれないけど、何かちょっと最近暗くなってる人にはオススメ。

しかし、『シャーペイ』って聞くとど〜しても顔面衝突して皮がたるんだような種類の犬思い出すんだよね。ど〜しても(笑)
そして、作中の脚本家じゃなく監督がアグリーベティのファッションニュース担当の黒ぶちメガネのあの人で、ど〜〜してもアグリーベティのイメージしかなくて困った(わかってるのにどうしても、ニュースの取材?ってなっちゃって。笑)

2011/08/13

Hesher

Hesher (2010)




自動車事故で母を失い、心に深い傷を負った少年TJ。一緒に暮らす父親も、未だ悲しみから立ち直れずにいる。そんなある日、長髪に半裸の粗暴な男ヘッシャーがTJの家に住みついてしまう。ヘヴィメタを大音響で流し、目的もなく破壊行動を繰り返すヘッシャーに振り回されていくTJだったが…。
(by. AllCinema)









簡単に言えば、ただのメタル好きの頭オカしい兄ちゃんによるヒューマンドラマで、メタラーじゃなく俳優のファンが観に行くべき映画。

メタリカの曲がフィーチャーされてるっていうので楽しみにして行ったんだけど、それほどかかるわけでもなく、モーターヘッドもかかってたけど全体的にそんな音楽がかかるわけじゃなく。
メタラー設定だけど、とりあえず音楽の趣味がメタルなだけで、ただのアブない兄ちゃんだし(笑)
トレイラーで想像してた、メタラーが一家を救う!とか、スクールオブロックみたいに少年をメタラー化させようとしたりするのかと思ってたら、そんなでもなく。
これが、他の音楽の不良設定でも成り立つ話なんじゃないかって気がしたから、メタルっていう言葉でホイホイされる映画じゃないかな。

ただ、それ(音楽関係)抜きにして映画として見たら、ちょっとヘッシャーが極端すぎるから意見は分かれるだろうけど、ポジティブで泣かせるヒューマンドラマ。
アブないヤツでムチャクチャなんだけど、おばあちゃんには凄い優しいとかベタな設定なんだけど、ベタなんだけどツボだった。
だからこそ、ラストのおばあちゃんの葬式でヘッシャーが「散歩に行く約束してたんだ」っておばあちゃんを棺桶ごと外に連れ出して歩くシーンは泣ける。やることムチャクチャだけど。
何がこの映画の中で一番印象に残るだろうかと考えたら、ヘッシャーとおばあちゃんのハートフルな関係。家族よりも彼女のこと気にかけてるヘッシャー。結局、ダメな親子2人を改心させてやろうって気になったのは、ヘッシャーと会話してる時のおばあちゃんのセリフのせいなわけだし。

ムチャクチャでやることズレてるんだけど、結局はいいヤツだなってなってしまうヘッシャーの話。
途中、ズレてるにしてもそれは無いだろう!!やっちゃだめよ!!って部分があるにしろ、まぁ、話の展開上そうじゃないと進まないし仕方ないかなぁって思っちゃってたんだけど(苦笑/映画見すぎると犯人がすぐにわかるとかいう展開とか映画好きの悩みの1つかもしれないな……)
メタラー設定なら、もうちょっと筋肉質がいい、だとか、その白のブリーフはないだろう!ボクサーかトランクスだろう、とか、メタル好きなだけにこうツッコみたい部分が沢山あったわけで…。

ナタリー(ポートマン)は、ビミョーなキャラだったかな。
かれこれThorにBlack SwanにHesherとこの短期間に3度もスクリーンで見た俳優って彼女だけな気がするわ。
3度目なので、『また会ったわね』って心の中で思ってしまったわ。
だけど、Thorはヘムズワースにナタリーじゃない女性が印象的だったし、Black SwanはToby目当てだったしウィノナとライバルの方が印象的で、どうもあまりアタシの印象には残らない女優みたい。印象的だったのはアミダラ姫かな。

主人公のTJは、かわいかった。

だから、映画としてはなかなか悪くなかったけど、音楽映画というかメタリカ!って言うには足りない映画だったかな。
後で友達が、ギター弾いてるのに一度もそのシーンが出て来なくてやっと出て来たのは最後ブッ壊されるときのみ、って言ってて、ああ、そういえば、ってなったし。

個人的にはメタラーだから、メタルってこんなスゲーんだぜ!!いいだろう!!っていうような映画だったらよかったのになぁ。


2011/08/07

Charlie Bartlett

Charlie Bartlett (2008)



成績優秀なセレブ高校生のチャーリー・バートレットは、人気者になりたいという強迫観念のために学園で問題を起こしてばかり。名門校を次々と追い出され、ついに落ちこぼれが集まる公立高校に転校することに。転んでもタダでは起きないチャーリーは、不良学生たちを相手に悩み相談のカウンセリングを受け付け、自分が精神科医をダマしてくすねた処方薬を彼らに転売するといういかがわしいビジネスを始めるが…。

(By. Allcinema)






学園モノコメディではあるんだけど、邦題の『チャーリーバートレットの男子トイレ相談室』で日本では少し損してるんじゃないかと感じる、いい作品でした。
タイトルで受ける印象のように、バカコメディーな学園モノではなくて、ちょっと爽快ちょっと憂鬱なティーン独特な雰囲気を載せたヒューマンドラマといったかんじ。

IQが高いチャーリーは、その知能故に色々問題を起こしては退学になり、とうとう公立高校に転校して来る。私立高校とは違い公立高校の洗礼(ワルにボコられる)を浮けて、『オタク』『知能派』『はみ出しもの』のレッテルを貼られて孤立するかに思えたが、自分の精神カウンセラーに処方された薬でハイになったのをきかっけにそれを転売することを思いつき、上手く自分をボコったワルと協定を結んで最初の転売を大成功におさめて知名度を徐々に確率してゆく。そして、ある日はみ出し者の生徒に悩み相談をされて精神医学書を齧ったのがきっかけで、男子トイレで生徒の悩み相談そして薬の処方というビジネスを始め、学校で不動の人気者の地位を確立するのだが……。
といった感じですすんで行く話なんだけど、よくできたもので、
校内に監視カメラが設置されるようになり生徒の不満が爆発寸前状態、だとか
チャーリーの彼女は校長の娘で実は父子家庭、とか
そういうチャーリーは母子家庭で父親には秘密があったり、とか
そういう背景が相まって起こるクライマックスがなんとも爽快ちょっと感動ってなる。
学校の授業中風景なんかあまり写らない学園モノなんだけど、男子トイレで相談にのることで、他のグループの生徒を多角的に映していて、突然関わりが無かったアメフトキャプテンの本音なんかが出て来たり、今の悩めるティーンの状況みたいなのがそういう手法で見えるようになってるのがなるほどってなった。

暗くなりがちなことなんかも含まれてる作品なのにサラッとカラッとしてる不思議な映画でした。
それにはきっと、サラッとカラッとしてるチャーリーのキャラがあったのかもしれないけど、このキャラも実は中身が空っぽだったっていうチャーリーのキャラクターがあって、それも後半なるほどってなったポイントでした。

そして、
ワルだけど中身は優しいとか、ワルだけど実は真面目とか、そのパターンのベタキャラのキップが、ベタなんだけど萌え〜ってなるキャラだったり、
ロバートダウニーJR演じる校長が、哀愁のオヤジキャラ全開でまたよかったり(笑)

久しぶりに見たいい学園モノ作品でした。

2011/08/04

Black Swan

Black Swan (2011)



ニューヨークのバレエ・カンパニーに所属するニナは、元ダンサーの母親の期待を一身に背負い、バレエに全てを捧げて厳しいレッスンに励む日々。そんな彼女に、バレエ人生最大のチャンスが訪れる。長年バレエ団の象徴的存在だったプリマ・バレリーナ、ベスの引退を受け、新作の『白鳥の湖』のプリマにニナが抜擢されたのだ。しかし、白鳥の湖では純真な白鳥役と同時に、奔放で邪悪な黒鳥役も演じなければならない。優等生タイプのニナにとって、魔性の黒鳥を踊れるかが大きな試練として立ちはだかる。対照的に、官能的にして大胆不敵な踊りで、芸術監督のルロイに理想的な黒鳥と言わしめた新人ダンサーのリリー。彼女の台頭によって、不安と焦りが極限まで高まってしまうニナだったが…。

(By. Allcinema)



賞取りまくりで、話題だった映画。

遅ればせながら、ミニシアターにて。上映開始から2ヶ月ほど経過してるというのに、結構な人の入りに驚かされました。

まさにサイコスリラーな一作でした。
大人しいいい子ちゃんのニナは、プリマに抜擢されたもののブラックスワンを上手く踊れないプレッシャーとライバルたちの強迫観念で押しつぶされて、正気と狂気の狭間を彷徨い徐々にまさにサイコな状態に陥り悲惨な最期をとげるまでのお話。
最初あたりの、背後を歩いて追うような揺れるカメラワークから不安になり、徐々に狂気の世界に。
女同士のドロドロした部分を描いた作品で、その舞台をバレーにしたのはベストだったと思う。みんなプリマに憧れてそこにいるわけだから。
そんなドロドロした部分が上手く描かれてる作品で、アタシは女なので、男性の気持ちや視点がわかってるわけではないんだけど、女の人の方が男の人よりも、よりリアルに感じる作品なんじゃないかな。
過保護すぎる母親もキーパーソンとして登場するんだけど、それも男よりも門限とか色々厳しかった経験のある女性は多いと思うし、どこか身に覚えのある部分が存在するんじゃないかな。それ故に、母親が怖い。
そうして、精神的におかしくなっていくニナの展開はなかなかによくできてる。舞台設定がニューヨークだけど、ほとんど家と練習場だけしか出て来ない窒息しそうな閉塞的な感じが、そこに加担してるんだと思うけど。
個人的に、痛い系とかボディーパーツもの苦手なふしがあるので、皮捲れるとか、爪割れるとか、指がくっつくとか、そういったシーンが余計に神経にキてました。「ギャーッ!!!」って心の中でシャウトしたこと数回。SAWとか見れない人なんです、ハイ(笑)

女って怖〜い、って映画でした。

大作映画ですが、ミニシアターで見たのがさらに良かった気がします。


元々興味あった映画だったし注目されてたのは知ってるんだけど、こんなにも予想通り受賞しまくり総動員数スゴッっていう映画になるとは思ってなかったので、客足が引き始めるのを待ってたんですが、そうこうしてる間に他の映画観に行ったりして忘れ去っていて。
このままDVDで見るのでいいか、と思っていたのに映画館まで観に行ったんです。なぜなら、そこまでナタリーポートマンが見たかったというわけでも、バレエが好きだったというわけでもなく、上映がほぼ終了しかかってるっていう時期にトビー・ヘミングウェイが出演してると知ったからです。
ほぼ無名俳優ですが、実はアタシは彼のファンだったりするんです(笑)彼が出演してる作品はそれほど日本に入って来ないので、たまに出演作や予定作なんかちょっとチェックする程度だったので忘れてたんですよ、まさかブラックスワンがこのブラックスワンなんか思わなかったし(ひどい。)
そういうわけで、劇場のほとんどのお客はナタリーを観に来てたと思うんですが、アタシはちょい出のトビーを観るためだけに観に行っておりました(笑)

彼は、ニナとリリーが繰り出したクラブで出会う男2人組の1人トム役でした。
ほんとうにちょい出。だけど、スクリーンで彼が観れたのがちょっと新鮮でした。

Ben 10: Race Against Time

Ben 10: Race Against Time (2007)



アメリカ大陸横断旅行を終えて、地元に戻って来たベンたちだったが、新たな敵のエイリアン、イオンが突如現れる。イオンはかつてマックスらによって捕らえられ、幽閉されているはずだった…。
そのイオンが逃げ出し、最終兵器を軌道させ自分の仲間達を地球に呼び寄せようとしているイオンの計画を、果たしてベンは阻止することができるのか!?

(By. Cartoon Network ch.)






Cartoon Networkチャンネルのオリジナル人気アニメの実写映画化作品。

先に続編の方を見てしまったので、急に幼くなった印象が(続編だとティーンだったので/笑)

映像的には先に見た続編の方がすっとよくできてて好きだったけど、ストーリーに関して言えばこっちの方が引込む展開があるように思います。
残念なことに、続編の方で気に入ってたケビンは、こっちには出て来ないわけだけど(笑)

ガムでベッタベタにされたロッカーを見て冷静にどれだけ頑張ったんだろうあの子達はって思ってしまった。

これも、大体の本編アニメのあらすじを知らないとよくわからない部分がある映画だけど、続編よりは何も知らなくても見れるかも。

次回があるならば、楽しみだなぁと思ってるんですが、これ以上の続編は作られるんでしょうか。

2011/08/03

Ben 10: Alien Swarm

Ben 10: Alien Swarm (2009)



行方不明の父親を捜す謎の少女、エレナを助けるために、仲間から離れるベン。ベンはその捜索の途中で、『謎のチップ』とエイリアンとのある関係を察知する。『謎のチップ』の追跡とエレナの父親の行方を捜すベン、そしてエイリアン侵略を阻むグウェン、ケビン、マックスが、それぞれ、世界を救うために新たな敵に立ち向かいます。

(By. Cartoon Network)








カートゥーンネットワークチャンネルオリジナルTVムーヴィー。
カートゥーンネットワークで人気のオリジナルアニメ作品『Ben 10』の実写版映画。過去にも実写版が製作されていて今(2011年現在)の最新作。

元々人気作品の実写映画化2作目(?)というのもあってか、舞台設定、キャラクター設定と背景なんかがあまり語られずに始まって終るので、少なくともアニメのあらすじくらいは知らないとよくわからないと思います。彼らがどういう組織で、ベンが何者なのか、とか。
アタシは本編のアニメを何話かしか見たこと無いので、理解できてない点は多少あったように感じたし。

こういうクリーチャー(エイリアン)が出て来たりするアニメを実写にしたものが大好きなので、Ben 10面白いだろうなぁと思っていたら、
面白かったです。

話の内容は当たり障り無く、いつものアニメ作品をちょっとだけ長く複雑かしたくらいのものなんだけど、デフォルメされたアニメよりもリアルなエイリアンたち見るのは楽しいです。映像もいかにも子供向けのTV映画!ってかんじだし。
人気アニメの映画化した、金かかりまくりで、スペクタクル!!チョー迫力CG!!!ってかんじのシャマラン監督作『エアベンダー』より、話は広がりに欠けるけどちゃんと中途半端じゃないし、キャラクター設定そこまで裏切られるようなキャストでもないし、世界観はしっかり守られてるし、アニメ作品の実写化としたら成功してるし、ずっと面白かったです(笑)原作アニメファンを納得させるには充分なかんじで。

そして、コワモテキャラのケビンが、うかつにもアタシのタイプのグッドルッキンガイだったので、主人公よりも最初から最後まで出てるもんだから、もっぱら彼ばっかり見てました(笑)
『車・愛』すぎなのがカワイイ(笑)
こんなキャラクター出て来るんだ、本編のアニメ見ようかな!?って思ったのは言うまでもなく(笑)

2011/08/02

Can't Buy Me Love

Can't Buy Me Love (1987)




ハイスクールでつまはじきに合っているグループの一人ロナルド。彼は夏休み中、望遠鏡を買うためのアルバイトに励んでいた。新学期が始まったある日、彼が常々憧れていた少女シンディが母親のドレスを勝手に持ち出しそれを汚してしまって困っているところに遭遇。1000ドルと引き換えに一カ月彼女のフリをしてもらうことに……。

(By. AllCinema)








80’sの学園ものコメディ映画。
まーさーにー、学園ものバリバリ。
主人公は、望遠鏡のために隣のシンディーの家に芝刈りのバイトにいそしんでるオタク少年。実はシンディーは彼の憧れの君なんだけど、人気者で美人な彼女は当然のように主人公には見向きもしないどころか自分の家の芝刈りを毎日のようにしてるのに名前まで覚えてないわけで(笑)
それがひょんなことで彼女に借りを作った彼は、彼女に自分と付き合ってるフリをしてくれと頼み…
話は、ベターな展開っちゃ展開で、簡単な少女マンガとか読んでる気分にさせられるんだけど、
人気者グループの一員になった主人公が、元々友達だった家に悪戯する片棒を担がされてからの流れが凄い好き。
恋愛モノとしてじゃなく、ちょっとした友情モノな印象の映画でした。

後から知ったけど、主人公のオタク少年役、パトリック・デンプシーって、グレイズアナトミーのデレクじゃん!!!
あんまりにも冴えないダサキャラで気付かなかった(笑)
男前になったねぇ!(笑)

しかも、主人公の弟がセス・グリーンだったのも気付かなかった!何が一番好きだったかといえば、この生意気な弟が一番好きだった。

Lemonade Mouth

Lemonade Mouth (2011)



居残り授業で出会った冴えない高校生5人が、学校でもてはやされるエリートたちを見返すためにロック・バンドを結成した。
両親からの期待と重圧、自身の将来への不安など、それぞれにティーン特有の悩みを抱えながらも、バンド活動を通じてかけがえないのない仲間との絆を見いだしていく。

(by. Disney.co.jp)







ディズニーオリジナルTVムービー。
この手の映画はさらっと軽く見れるものだけど、これも例外無くさらっと軽く見れる映画です。

スポーツ系がひいきされて文科系のクラブや活動が隅の方どころか地下に追いやられて無いもの扱いされてる、スポーツ系支持しまくり校長の独裁国家的な学校が舞台。校長が常にセグウェイで移動してるっていうところが気になってしょうがない。スポーツ支持してるなら、歩きたまえ(笑)
居残りで集まったのがきっかけで知り合うって、『ブレックファストクラブ』のオマージュか何かかって思いつつ、居残り音楽室に集まった5人がたまたま各パートに秀でた才能の持ち主で音楽室の片付けの合間にセッションしたことによりバンドを始め、オーディションコンペイベントのライジングスターに出場を決意するという流れ。
ロックバンドものっていうから見てみたんだけど、バンドスタイルのポップグループものという印象。競うライバルグループもヒッピホップで、今のアメリカの音楽事情を濃厚に反映してるのかな、とちょっと納得。これが一昔なら、スクールオブロックみたいにバリバリのロックバンド設定もあったかもしれないけど、ほら歌って踊るディズニーだし。
バンド自体が、文科系排除主義の学校の反発に立ち向かう反骨精神的な部分がロックなのかもしれないけど。

話自体はそこまで悪くなかったし、曲もまぁ悪くはなかったんだけど、イマイチ入り込めない部分があってそこまで面白さを感じなかった作品だったかな。
そして最後のオチと、バンドの女性陣が楽器をやめて歌って踊ってるところが気に入らなかったわ。女子は歌って踊らないといけないのか。反骨精神ロックバンドものみたいにしてるなら、最後ポップスターになってどうするのっていう。

2011/07/31

Alice in Wonderland

Alice in Wonderland (2010)



子どもの時に体験した不思議の国(ワンダーランド)での記憶をすっかり失くしていた19歳のアリス。ある日、好きでもない相手からの突然のプロポーズに困惑していた彼女は、チョッキを着た白うさぎを目に止める。その不思議なうさぎを追いかけて穴に落ちてしまうアリス。辿り着いたのは、アンダーランドと呼ばれているあのワンダーランド。白うさぎをはじめこの世界の奇妙な住民たちはみな彼女の帰りを待っていた。アンダーランドは今や独裁者・赤の女王に支配された暗黒の世界で、アリスこそが年代記が予言する救世主だったのだ。そして、そんなアリスを誰よりも待ちわびていたのが、赤の女王への復讐を誓う謎多き男マッドハッターだったのだが…。
(By.AllCinema)






面白かったよ!!
ストーリーよりも何よりも見る価値があるっていう点はその映像の美しさだと思った。
元々、たしか3Dカメラで撮影してなかったのもあって、3D映像のすごい奥行感っていうのはそれほどではないんだけど、元々ティムの映像の美しさっていうので十分。
アリスのイメージが元々できてるっていうのもあってか、表現しやすかったっんだと思うけど、映像美のレベルが今回ティムの作品ではダントツなかんじ。
ただすごい映像美のアリスってかんじで、そこまでティムの世界観と映像って感じではないんだけど。
なので3Dじゃなくても120%楽しめると思うよ。
前回話題にしてたキャプテンEOは3Dで見てこそなんだけど。
なのでアリス気になる人は2Dで見て、気に入ったら3Dでも観てみるっていう、どんだけ~!な楽しみ方してもいいかも。その逆でもいいんだけど。

で、内容は不思議の国のアリスと鏡の国のアリス、その後の続編っていう位置づけになっていて、アリスが再び不思議の国へ戻って赤の女王によって荒れ果てているワンダーランドを救うっていう話なんだけど、
Return to OZだわ!(オズの魔法使いシリーズの1つでドロシーが再びオズの国へ戻って荒れ果てたオズの国を救うお話)
不思議の国のアリスそして鏡の国のアリスに出てくる主要キャラクターが出てきて、穴に落ちてから冒頭3分の1くらいはオリジナルの不思議の国のアリスに乗っ取ったかんじの進め方で(出てくる順序とか色々)他にも色んな所にオリジナルの要素が見え隠れする作りになっててアリス好きには楽しい映画であって、次はどう来るんだろう、とか違う意味で見てたっていう…。
ストーリー自体は子供向けにも作られてるっていうのもあって、本来のアリスの原作のようなホンマにこれ子供に向けた作品かいなっていうとんでもヘンテコなものではなく、ディズニーの作品なんだなぁって思うかんじがあり、とっても展開が読める作品ではあったかな。
映像とかキャラクターとかそういうところはティムバートンなんだけど、『ディズニー』の配下の映画ではあるんだなぁって思うものだったかもしれない。
ちょっとPirates of Caribbeanはなんか違ってたけど。

しかし、ヘレナの赤の女王がチョーかわいくてかわいくて!!
お気に入りデス。
Mad Hatterはもと『気違い』ってかんじだったらもっと好きだったかもしれないけど、元々Mad Hatter好きなのでいいの別に(笑)
地味に白ウサギ、声がマイケル・シーン(ルシアンofアンダーワールド)なんだよねぇ!とかキャタピラーもアラン・リックマン(スネイプ先生ofハリーポッタ)とか思ってたりしてたんだけど、
いい所取りのいいキャラしてるチェシャ猫の声が美声で気に入ってたんだけど(笑)

そんなこんなでお金があったらCo-worker Mが大絶賛のアイマックスシアターでと、2Dでと、もう2回くらい観に行きたいんだけどなぁ。

The Adventures of Baron Munchausen

The Adventures of Baron Munchausen (1989)



『ほら男爵の冒険』として知られる、ミュンヒハウゼン男爵の奇想天外な活躍を描いたファンタジー。
中世のドイツ、少女にせがまれた男爵が、襲い来るトルコ軍を撃退するために、昔の仲間を探しに旅立つ……。
(By.AllCinema)















『バロン』
っていう、結構古いファンタジー映画。
とはいえ、カラーだけど。

この作品の監督はテリー・ギリアムなんだけど、最後のクレジット見るまで知らなかった。
でも、知った瞬間、なるほど~~とは思ったり。
テリー・ギリアムは『モンティー・パイソン』の監督で、最近で有名なのは『ブラザーズ・グリム』かな。

普通にファンタジー映画だし、
かなり古い映画だけに、特撮技術っていうのはそこまで進歩してないし、
ちょっと、いや、かなり意図的にも作りが功名にちゃちくて、
それが最高に雰囲気に合ってるんだよね。

そして、コメディーで、おもろい。
色んな意味で。
主人公のバロンっていうオッサンというかジジイの冒険の話なんだけど、このオッサンの部下に音速くらいで走れるくらいに足が早い男がいるんだけど、早すぎるから普段は足かせをつけてるっていうんだけど、重りがチョーコメディー(笑)
マンガな表現のどデカイ鉄球で、それ絶対に発泡スチロールかなんかでできてるやろ!っていうくらい見てて重量感が無いっていうちゃちさが(笑)
他にも色々。
とはいえ、当時76億円もかかってたらしいけど。だから、鉄球はわざとなんだよね。(笑)

キャラは素晴らしいし、
最近なかなかお目にかからないファンタジー映画の世界がここに、ってかんじ。
映画の空間とかも凄く好きだし。
私が小学校の頃に読んだ海賊のファンタジー小説のノリはこんなんだった。
っていうくらいに、なんか懐かしいし(たしかに古い作品だけど)、好みだった、

かなり、オススメ。
今でも十分楽しいし。
あとは、そうだな、私最初のほうしか読んでないから今全然話わからないくらいに、わからないけど、マンガのワンピースとか好きなら好きかも。
なんか、どこかが似てるような気がする。

Thor

Thor (2011)


神の世界“アスガルド”で最強の戦士ソー。しかし、強すぎるあまり、その傲慢さゆえに無用な争いを引き起こし、ついには神々の王である父オーディンの怒りを買ってしまう。そして、王位継承権を剥奪されたうえ、最強の武器“ムジョルニア”も奪われ、地球に追放されてしまう。しかし、そこで出会った天文学者のジェーンによって少しずつ分別と他者への思いやりを身につけていくソー。一方アスガルドでは、ソーの弟ロキによって恐るべき陰謀が企てられ、父オーディンの身に危機が迫る。さらにロキは、力を失ったソーにも最強の刺客を送り込もうとしていた。
(By. AllCinema)








『Thor (マイティ・ソー)』を観に行って来ました。


Thor。

北欧神話に出て来る雷の神様です。

そんな北欧神話をベースにしたマーヴェルコミックの映画化。

エンドクレジットの後におまけ映像あるっていうパターンなので、最後まで席を立っちゃいけません。


感想は、
『迷惑すぎる壮大な兄弟喧嘩』
(笑)

そこまで期待してなかったんだけど、北欧神話だし、グラフィックノベルもの好きだし、って観に行って、
予想外におもしろかったです。

とはいえ、予想を裏切らない展開が待っているとかそういうわけでも、チョースペクタクルというわけでもないんだけど(えー)

何が予想外かっていうと、Thorの俺様スギるキャラが反則にカワイイっていう点(笑)
ヘムズワース見ようが予告編見ようが、全然可愛いと思わなかったはずなんだけど、本編見たら5倍カワイイキャラなんよね(笑)ビックリしたわ。
なんだこの全力で憎めないキャラ(笑)

とかなんとかThorカワイイじゃねぇかと思いながらも、なぜかLokiに感情移入してしまって、思わず涙してしまってたアタシ。
しかし、Lokiはチョー美形を期待してたんだけど、そういうわけではなかった(笑/美しいって単語をたびたび神話で見かけるLokiなんだけど、さ。)

とまぁ、予想外キャラでおもしろかったんだけど、
北欧神話をベースにしてるんじゃなくガッチリテーマにしてるくらいの話だったので、北欧神話知ってる人には、ああそうだよねぇってなってしまう部分もあったりして、神話を知らない人よりもさらに話の予想がついてしまう点は、しょうがないっちゃしょうがないけど、面白みに欠けてうかもしれない。
そこはそこで、知ってる人の楽しみかもしれないけど。実際の神話をどうアレンジして用いてるかの比較として。


Thorおもしろかったです。
パイレーツは別に2Dでいいよってなったけど、こっちは3Dとしても、楽しめたし。
し、か、も、例によって続編につづきます(笑)


トールハンマーのミョルニル、ムジョルニアって字幕出てたけどムヨルニアってJをY発音してるように聞こえてたんだけど、どうなんだろう。真剣に聞いてなかったけど。(ヨーロッパはJをY発音する言語が多い。)


ちなみに、3Dならば、予告編してたトランスフォーマーの3Dはこれは3Dで見る価値がある、って思わされるもので、こっちはストーリーは見てないしわからないけどスペクタクルっていう点では秀でてる気がします。Thorと金かかり方違うとかそういう点を考えちゃいけないんだけど(笑)

Red Riding Hood

Red Riding Hood (2011)


若く美しい女性ヴァレリーが暮らす村の周辺には恐ろしい狼がおり、満月の夜には決して出歩いてはならなかった。村人は狼と協定を結び、動物の生け贄を捧げることで村の平和を維持してきた。そんなある日、ヴァレリーに裕福な家の息子ヘンリーとの縁談話が持ち上がる。幼なじみで野性的な魅力にあふれたピーターと将来を誓い合う彼女は、ヘンリーとの結婚を決めた両親に反発し、ピーターとの駆け落ちを決意する。ところがその矢先に、ヴァレリーの姉が何者かに殺されてしまう。狼の仕業と復讐に立ち上がる村人たち。ところが村にやって来た高名な人狼ハンターのソロモン神父は、狼が人の姿で村人の中に紛れていると言い放つ。互いに疑心暗鬼となり、村はパニックに陥ってしまう。
(By. AllCinema)






『Twilight(トワイライト 初恋)』の監督が手がけたポストトワイライト、なトワイライターの客層を狙った作品。

見た感想は、それ以上でもそれ以下でもなくて、なかなか良かった。
なめてかかってたわけではないんだけど、『ゴシック赤ずきん』とか色々言っていたので、アタシの大好きな『狼の血族』に勝ることはあり得ないと思っていたから、そこまで期待はしてなかったのね。

でも、蓋を開けてみれば、
赤ずきん仕立てにした狼人間と少女の恋愛モノには、変わりはなかったんだけど、
それだけで完結するわけではなく、
トワイライトよりもホラーというよりもサスペンス(ミステリー?)色を表に出して来ていて、蠱惑的なヴァンパイアではなく恐怖感と不安感を比べれば大きく見いだせる狼人間が題材だけに、当然の流れなのかもしれないけど。
そして、女性監督だからか、ファッション的な部分があって、薔薇の刺のような針が突き出しているスパイク状の木々の森に、コントラストを強くした場面の必要に応じて長さが自在に変化する赤いマントなんかは、ファッション雑誌の写真のよう。

ゴシックかと問われると、首を傾げはするんだけど。
ファッション写真のような世界観で、時代設定もはっきりしないおとぎ話の世界を作っているから、もっともやのかかったような暗~い幻想的なものを作ったらよかったんじゃないかな、と、ゴシックというならば。

たぶんやりすぎるとR指定になるから、できないんだとは思うけど、狼に殺されたにしたら無傷すぎる死体と、
舞台を見ている気分になるセットばりばり(それが狙いや、そういうの好きな人なら、構わないんだけど)な部分と、
せっかく雪も積もる森設定なのに、あまり寒さが感じられなかったのがちょっと残念かな。
白い息があるだけで、全く臨場感が違ったと思ったんだけど。

だけど、どこぞの盛り不覚にあるヴィレッジの家々や、教会のイラストや、トラッド感、
途中から出て来る拷問道具(装置)に、後半に出て来る辱めの仮面(拷問器具図鑑とかに一緒によく載ってる奇怪な顔をしたかぶり物のマスクで罪人なんかがさらし者にされる時に被せられていた)
なんかは、中世ヨーロッパ好きのツボを刺激するんじゃないでしょーか。
その辺りがとても、好きでした。

それから、サントラも思いのほかよくて、
アタシのジャンル外のミュージシャン、曲ばかりだから詳しいことは知らないんだけど、映画の雰囲気に非常にマッチしてました。
トラッド、ワールドミュージックあたりいける口の人は一回試聴してみたら気に入るかもしれません。

2011/07/30

Letters to Juliet

Letters to Juliet (2010)


ニューヨークで雑誌の調査員として働くソフィは、婚約者のヴィクターとイタリアのヴェローナに婚前旅行でやって来る。ところが、レストランの開店を予定しているヴィクターはソフィそっちのけで食材探しに夢中。仕方なく、一人で“ジュリエットの家”を訪れたソフィ。偶然にも、壁の中にあった一通の“ジュリエット・レター”を見つける。それは、50年前にイタリアを訪れ、そこで出会った青年ロレンツォと恋に落ちた英国人女性クレアが書いたものだった。その手紙にソフィが返事を書いたところ、それを受け取ったクレアが孫のチャーリーを伴ってはるばるイタリアまでやって来た。ソフィはクレアの話を聞くと、ロレンツォを捜し出そうと提案、こうして3人で50年前の初恋の相手を捜す旅が始まるのだが…。

(By. AllCinema)





『Letters to Juliet(ジュリエットからの手紙)』

映画の内容的にどっちでも構わないんだけど、オリジナルがTo Julietなのに日本タイトルがFrom Julietになってるのは、一体どうしてだってなったんだけど、気にしちゃダメなのよね、きっと(笑)

イタリアのヴェローナという地域に世界遺産になっている、ロミオとジュリエットのジュリエットのモデルになったと言われる女性が住んでいた場所があって、毎日多くの観光客が訪れていて、その中には恋の悩みを抱えて訪れる人もいて、ジュリエット宛に恋愛相談の手紙を書くんだとか。
すると、『ジュリエットの秘書』という人たちが存在していて、その手紙を回収して返事を書いてくれるとかなんとか。
そんな場所と秘書たちを題材にしたストーリーの映画。

ニューヨークで雑誌の調査員として働くソフィは、婚約者のヴィクターとイタリアのヴェローナに婚前旅行でやって来る。ところが、レストランの開店を予定しているヴィクターはソフィそっちのけで食材探しに夢中。仕方なく、一人で“ジュリエットの家”を訪れたソフィ。偶然にも、壁の中にあった一通の“ジュリエット・レター”を見つける。それは、50年前にイタリアを訪れ、そこで出会った青年ロレンツォと恋に落ちた英国人女性クレアが書いたものだった。その手紙にソフィが返事を書いたところ、それを受け取ったクレアが孫のチャーリーを伴ってはるばるイタリアまでやって来た。ソフィはクレアの話を聞くと、ロレンツォを捜し出そうと提案、こうして3人で50年前の初恋の相手を捜す旅が始まるのだが…。

といった内容の話。

ドストレートな何のどんでん返しも複雑さも持ち合わせていないスッキリしたラヴストーリーです。
これが別の、たとえばそのままNYが舞台のままでの映画になっていたら、話の展開が読め過ぎてつまらん映画だったな、とかありがちなとかいう感想を持つと思うんだけど、
ジュリエットの秘書という実在の面白い題材と、何よりも美しいイタリアの風景がそんな感想を打ち消す作品でした。
とにかく、風景が美しくて、どこかノスタルジックな匂いがして、とにかくオープンマインドで明るい映画なので、観ている間はしばし自分もバケーションに行った気分にさせてくれます。
そしてスパッとスッキリととてもハッピーエンドなので、後味もスッキリ。

これからじめじめした梅雨なので、カラッとした涼しい、美しい風景が楽しめる映画は今の季節オススメ。

しかし、どう考えても女性向けバリバリの映画だと思うんだけど、行ったのが平日だからなのか、お客が女性よりも男性が多かったのが不思議でたまらなかったんだけど(笑)
なので、男性が1人で観に行っても大丈夫だと思います(笑)

Harry Potter and the Deathly Hollows part ll

Harry Potter and the Deathly Hollows part ll (2011)



ヴォルデモートを滅ぼすべく“分霊箱”を破壊するための旅に出たハリー、ロン、ハーマイオニー。数々の困難に直面し、またヴォルデモートが放つ死喰い人の追撃に苦しめられながらも一つひとつ分霊箱を破壊し、残る分霊箱の発見に奔走していた。しかしそこには、さらなる危機と驚愕の真実がハリーを待ち受けていた。
(by. AllCinema)














去る水曜日、早々に観に行って来ました、ハリーポッター最終回。

実は原作読めてない組で(笑)、結末知らないで行ったんだよね
そんなものに時間裂けないっていうのもあったのかもしれないけど、バッタバタ死んで行くんだけど、その死を惜しんだり悲しんだりしてる暇が無い。
誰が死ぬのか、だとかそういうことは知ってたし、ことごとくどれも好きなキャラクターばっかなわけで、もうちょっと惜しませてくれってなってしまった。
ドビーはあんなに引っ張ったくせに。

でも、2部に分けてもコレだったんだから1作にまとめられなくて良かったんだなって納得したわ。
最初、またなんか2部にするとか出たよ、って思ってたんだけど。
Lord of the Ringsみたいにスペシャル版上映とか後に無いかなぁ、って思ってしまったり(未収録シーン追加した、トイレ休憩挟む3時間くらいの上映があった。)

最後なので、今までの謎も一気に明らかになるんだけど、泣いたわ…。
そして、マルフォイは最後までマルフォイなので、笑ってもうたわ(笑)

結末を知らないで、色々想像してたアタシだっただけに、こんな結末想像してなかった(笑)
ストレートに考えてそれ(本当の結末)が普通なんだろうけど、あまりにも想像しすぎたのかな、違う結末を期待してしまってた(笑)
どんな結末を想像してたかって?それは……あんまりハッピーエンドじゃないエンディング、とだけ言っておくわ。見てない人たくさんいると思うから。
どんなエンディング想像してたか気になる人はメッセージにて(笑)

この映画を楽しむには、最低でもこの世界をわかってる人でいることが条件だけど(ホグワーツってどこでデスイーターって何とか言う人は見てもわからないと思うから。そういう意味でも、それから、あんまりにもシリアスで暗い回なのでデートムービーにはオススメしない。)
1作目からおさらいしなくても、前作のPart lを見てる方が絶対にいいと思うわ。

今回が最後だったHarry Potter。
最初の賢者の石の頃を思い出してみたら、あの世界観がここまで発展してハリーたちもここまで成長したのは凄いと思わされたわ。
最初、あの魔法の世界が不思議な話の世界を覗いてる気分にさせられていたけど、段々ハリーポッターの専門用語が増えてわかるようになってくると、その世界が1つの地球上にある確立した国みたいになってくるんだよね。
そして、実際に地球上で有名なハリーポッターがホグワーツに入学してからずっと見続けてるだけに、ちょっとした知り合いみたいな気分も少しあって、こうしてこの世界が終ってしまったのは、少し寂しいです、今でも。
映画を見た後、本当に終ってしまったんだって感じさせられるから、余計に。
そして、最近の子供は本を読まないとか言われてる中でこんなにもロングランなヒット映画は未だかつて存在していなかったのを思えば、どれだけ凄いのか実感するだけじゃなく、それを生み出したJKローリングのひらめきと才能がどれほどのものだったのかと感じるわ。
支持するファンがいなければ3部作って決まっててもライラの冒険のようにいつまでも続編が出て来ないなんてことは普通に起こりえるんだから。
それに現代において世界中で誰もが知ってる本の登場人物が出て来たっていうのは本当に珍しくて凄いことだよね。

最後、欲を言えば、さっきも書いたように死を惜しませてくれと思ったことと、
戦闘シーンが多いんだけど、もう少し激しさが欲しかったかな。武装した軍たちじゃなく、杖と魔法の世界で教師と生徒達とかだから仕方ないんだろうけど。

そのくらいで、他は満足だったよ。

そして、映画の中で楽しみにしてたのはヘレナ演じるベラトリックスなんだけど、今回もキュートだったよ。
ヘレナのベラトリックス大好きなんだよ。
衣装はゴージャスで、狂気じみたサイコパスなところがたまんない(笑)
そんなヘレナを見るのも今回が最後だったんだけどね。


後で、ハリーの特番見てたんだけど、その時アランリックマンがコメントしてたコメントにちょっと笑ってしまった。笑うべきコメントじゃなく、ありがとうって思うべきなんだけど。
「日本のファンのみなさん、今までたくさんのファンレターやプレゼントをどうもありがとう。是非これは言っておくべきだと思うが、日本人は最も美しい字を書くんだ。他の国の人たちは見習うべきだね」
って。
字が奇麗だそうです(笑)外国人の友達や知り合いのメモや手紙の文字見てて常々活字で打って来て欲しいって思うくらい凄い字書くので、ものすごいわかる(笑)
そうやって言ってくれるアランも素敵だよね。

そんなハリーポッター。
終ってしまいました。
凄い寂しい。

Percy Jackson and the Olympians: the Lightning Thief

Percy Jackson and the Olympians: the Lightning Thief (2010)



未だ父親の存在を知らずに母親サリーと暮らしてきた17歳のパーシー・ジャクソンは、学校に溶け込めない落ちこぼれ。そんな彼も何故か水の中にいる時だけは心を落ち着かせることが出来た。
だがある日、パーシーは、“ゼウスの稲妻”を返せ!と叫ぶ恐ろしいクリーチャーに襲われ、母がさらわれる信じがたい事態に遭遇する。
また、学校のブルナー先生や親友グローバーらがそれぞれ“デミゴッド”というギリシャ神話の神々と人間のハーフであること、そして自分自身も海の支配者ポセイドンを父に持つデミゴッドだという衝撃の事実を知らされるパーシー。
さらに彼は、全能の神ゼウスから何者にも勝るパワーを秘めた最強の武器である“稲妻”を盗んだ犯人と見なされてしまっていた。
“稲妻”を2週間後の夏至までにゼウスのもとへ戻さなければオリンポスの神々が決裂し、地上は破滅の危機に追い込まれることから、パーシーは一刻も早く真犯人を突き止めて母を救い、“稲妻”をゼウスに返すため、仲間と共に重大な使命を背負う旅へ出るのだが…。

(by.Allcinema)






『Percy Jackson and the Olympians: the Lightning Thief』、日本のタイトルは『パーシージャクソンとオリンポスの神々』。

パソコンではデジタル放送コピーワンス(最近はテンスになってるみたいだけど)のDVDが再生できないので、部屋でいつも安物ポータブルプレイヤーで見てるんだけど、
画面小さい上に液晶もよろしくないので、暗いシーンほとんど真っ暗で字幕の文字しか見えないっていう、残念すぎる状況に、少し泣きたくなったり(笑)

大画面、ブルーレイで、ビシッと見たい映画です。そういう意味で(笑)

しかし、話は、可もなく不可もなく。
何か物足りない感じがするものだったかな。
端々のクリーチャーとかの映像がカッコイイだけに、なんかもったいなぁいってなってた映画。

Pirates of the Caribbean: On Stranger Tides

Pirates of the Caribbean: On Stranger Tides (2011)



相棒ギブスを救うべくロンドンに降り立ったジャック・スパロウ。彼はそこで、かつて愛した女海賊アンジェリカと思わぬ再会を果たす。彼女は父親である最恐の海賊“黒ひげ”のために、永遠の生命をもたらすという“生命(いのち)の泉”を目指そうとしていた。ただ一人、泉の場所を知るジャックは、そんなアンジェリカと黒ひげの泉探しの旅に無理やり協力させられるハメに。
しかし、泉を目指していたのは彼らだけではなかった。ライバル心を燃やすスペインとイギリスの両海軍も泉の発見を巡り、激しい争いを繰り広げていた。しかも英国海軍を率いるのは、なんと英国王に忠誠を誓い、海軍将校となったジャックの宿敵、バルボッサだった。そんな中、黒ひげは泉の謎を解く鍵といわれる人魚の捕獲に乗り出す。

(by.Allcinema)





『Pirates of the Caribbean: On Stranger Tides』、日本のタイトルは『パイレーツオブカリビアン いのちの泉』。

パイレーツオブカリビアンの4作目。
今回はジャックが主人公? です。(あいまい。笑)
バルボッサは出て来るけど、ターナーグループは出て来ません。

今回マーメイドが出て来るっていうから、楽しみにして観に行ったんですが、
よかったですマーメイド。
映像でのあの色使いや描写を見てると、中世絵画での人魚やセイレーンなど、人間の(特に男)を惑わせてバリバリ食べるクリーチャーそのもので、海賊映画を見てる!って心地がしました。

なんだか、最近映画のネタに『人魚』にも矛先がちょっと向いてるようですし。

『パイレーツオブカリビアン・シリーズ』として、とても楽しかったです。
が、
1作目は、 2、3作目とはまた 別モノ、というほどコミカルで完成された作品。(続編みたい気持ちもあるけど、もう1作目で終わっていいよ、ってなったほどいい1本だから。)
そして、2、3作目の1作目とは異なる、壮大なスケールの物語。(2、3作目は2、3作目で1作目と分けて、いい作品。)
だったので、今回の4作目は前回壮大だったのもあり急にスケールが小さくなってしまい、冒険スペクタクル!っていうのもちょっと足りない感じが余計にする作品でした。

せっかく、黒ヒゲ出て来たのに、とか、黒髭とバルボッサがそうなった経緯の例のシーン入れて欲しかった、とか、色々思ってしまったので。なーんだか、とってももったいない!!
という感想でした。

でも、海賊に、昔の英国軍や町並み、そして人魚といい、やっぱたまらんなぁ、ってなってましたが(笑。昔から『カリブの海賊』や『ピーターパン』好きな子供だった。)

The Adjustment Bureau

The Adjustment Bureau (2011)



将来を嘱望されていた若手政治家デヴィッドはある日、美しい女性、エリースと出会い心惹かれる。しかし、彼女との仲が深まり始めた矢先、彼は突如現われた黒ずくめの男たちに拉致されてしまう。彼らは“アジャストメント・ビューロー(運命調整局)”という謎の組織に所属し、人間たちがあらかじめ決められた運命から逸脱しないよう、超人的な能力で監視・調整を行う集団だった。そしてデヴィッドに、本来出会う運命にはなかったエリースとは今後決して再会しないよう強引に従わせようとするのだったが…。

(by.Allcinema)









『The Adjustment Bureau』、日本のタイトルは『アジャストメント』。

私の大好きな映画の1つ、『ブレードランナー』の原作者フィリップ・K・ディックの短編を元にした作品、というから観に行った映画。

舞台は、近未来、ではなく現代のNYマンハッタン。
自分やその周りや世界で起きる様々な出来事は、『見えない何か』に仕組まれていて、だとか『神様の思し召し』だとかで、決して偶然起きたものではないんじゃないかと思うことって、たぶん誰にでも一度や二度あると思う。それが、『アジャストメントビューロー』という組織によって、行われている、っていう設定のもと繰り広げられる話。
そんな、きっと誰もが一度くらい思ったことのあることがあって共感を得やすい発想と、面白いその人の運命を操る組織とその人間ではないキャラクターのルールや条件設定があるのに、いまいち盛り上がれなかったのは、単に私が近未来のSF作品好きだからなのか、そうじゃないのか。
良くも悪くも短編小説というのが、少し透けて見えるような作品ではあって、小説で読めばこれは面白いかもしれない!と思わせる作品なので、映画化する際の練りが足りなかった、のかもしれない。

作品内で、何度もドアからドアにNYの様々な場所にワープするんだけど、
球場がマンハッタンではなくブルックリンにある、だとか、自由の女神がマンハッタンではなくマンハッタン島の下の離島にある、だとか、屋上のシーンはロックフェラーの屋上でマンハッタンの中心あたりにある、だとか、
知ってる人は見ていて、どのくらい一瞬にして移動しているのか大体わかるんだけど、
普通の人が見てもわかるのかな?と少し思ったので、その辺りの地理とか知ってる人の方がより面白いかもしれません。