2011/08/02

Lemonade Mouth

Lemonade Mouth (2011)



居残り授業で出会った冴えない高校生5人が、学校でもてはやされるエリートたちを見返すためにロック・バンドを結成した。
両親からの期待と重圧、自身の将来への不安など、それぞれにティーン特有の悩みを抱えながらも、バンド活動を通じてかけがえないのない仲間との絆を見いだしていく。

(by. Disney.co.jp)







ディズニーオリジナルTVムービー。
この手の映画はさらっと軽く見れるものだけど、これも例外無くさらっと軽く見れる映画です。

スポーツ系がひいきされて文科系のクラブや活動が隅の方どころか地下に追いやられて無いもの扱いされてる、スポーツ系支持しまくり校長の独裁国家的な学校が舞台。校長が常にセグウェイで移動してるっていうところが気になってしょうがない。スポーツ支持してるなら、歩きたまえ(笑)
居残りで集まったのがきっかけで知り合うって、『ブレックファストクラブ』のオマージュか何かかって思いつつ、居残り音楽室に集まった5人がたまたま各パートに秀でた才能の持ち主で音楽室の片付けの合間にセッションしたことによりバンドを始め、オーディションコンペイベントのライジングスターに出場を決意するという流れ。
ロックバンドものっていうから見てみたんだけど、バンドスタイルのポップグループものという印象。競うライバルグループもヒッピホップで、今のアメリカの音楽事情を濃厚に反映してるのかな、とちょっと納得。これが一昔なら、スクールオブロックみたいにバリバリのロックバンド設定もあったかもしれないけど、ほら歌って踊るディズニーだし。
バンド自体が、文科系排除主義の学校の反発に立ち向かう反骨精神的な部分がロックなのかもしれないけど。

話自体はそこまで悪くなかったし、曲もまぁ悪くはなかったんだけど、イマイチ入り込めない部分があってそこまで面白さを感じなかった作品だったかな。
そして最後のオチと、バンドの女性陣が楽器をやめて歌って踊ってるところが気に入らなかったわ。女子は歌って踊らないといけないのか。反骨精神ロックバンドものみたいにしてるなら、最後ポップスターになってどうするのっていう。

0 件のコメント:

コメントを投稿