2011/07/30

Gulliver's Travels

Gulliver's Travels (2010)



ニューヨークの新聞社に勤める郵便係のガリバー。失敗を恐れるあまりチャレンジ精神に欠け、記者になる夢も片想いの成就も実現できずにいた。
そんなある日、謎の三角海域バミューダ・トライアングルの取材という大きな仕事を手に入れる。
ところが、意気揚々と向かった先で突然の大嵐に巻き込まれ、遭難してしまう。浜辺に打ち上げられたガリバーが気づくと、なんと、たくさんの小人たちによって拘束されていた。彼が漂着したのは、中世の小人たちが住む“リリパット王国”だった。
やがてガリバーは、その巨体を活かして王国の危機を救ったことから一躍ヒーローに。居心地の良さにすっかり調子に乗るガリバーだったが…。


(by.Allcinema)



世界一メタボ腹を有効活用してる男、ジャックブラック主演の『ガリバー旅行記』。(笑)


映画は、おもろかったよ。
さっすがジャックブラック、こういう役がハマり役だよね。
NYでメール配達係をやってるジャック演じる主人公は、うっかり引き受けてしまった旅行取材で海へ。
そして竜巻に飲まれ、小人の国へ…っていうところは元のガリバーと同じ。
オリジナルと違って、小人の国、巨人の国、のみしか出て来なかったけど(原作のガリバー旅行記にはまだあるんだ、変な国が。)


すべては、映画と音楽へのオマージュである、って作品でした(笑)
アバターならぬ、ガリバーの贈る『ガバター』とか(笑)
人並みに洋画見る人なら通じだろうネタのオンパレードだから、その辺ちゃんと見て知ってる人だと笑えるツボが多い(笑)

そして、ジャックブラックの強みというよりかは、他のハリウッド俳優から一線を画す唯我独尊的な『キャラ』も絶好調な映画だったよ。
その『キャラ』ったら、コレっきゃない。
映画とかフィギュアとかの『オタク』っぽいキャラもさることながら、彼の『キャラ』といえば『ロックバカ』のキャラ。
他の俳優だったら、映画の中のパロディーというかオマージュネタとしてガンズのSweet Child o' Mineがかかるなんていう、こんなことにはならない。
かかった瞬間声出して笑ってしまったんだけど、そんなのはアタシだけで、他の人たちにはわからなかったようで。(イントロの2音くらいでわかるアタシもアタシだけど/笑)
そして、終盤にジャックがWar(What is it good for?)を大熱唱をするので、また爆笑してしまった(そういう選曲&展開できたか!っていう)んだけど、それもアタシだけで(笑。劇場で笑いまくって五月蝿くてゴメンってなった。)
なかなかどんなにポピュラーな曲でもバンドでもやっぱり音楽ネタは日本には通じないネタなんだっていうのを身をもって体験しました。
スクール・オブ・ロックなんか、日本でもなかなかヒットしたし、知ってる人は多いんだけど、見た人のほとんどは半分くらいしか楽しめてないと思うとちょっと残念だわ。


そんなこんなで、映画オタクで洋楽オタクな諸君、結構楽しかったよ『ガリバー旅行記』。

0 件のコメント:

コメントを投稿