2011/07/30

Sucker Punch

Sucker Punch (2011)




愛する家族を奪われ、醜悪な継父の陰謀で精神病院へと送られてしまった少女、ベイビードール。
そこに待ち受けていたのは、世にもおぞましいロボトミー手術だった。彼女は同じ境遇にいるロケット、ブロンディ、アンバー、スイートピーの4人の少女たちに一緒に抵抗しようと呼びかける。しかし、希望を失った4人は、ベイビードールの脱出計画にためらいを見せる。そんな中、いよいよ絶体絶命の窮地に立ったベイビードールは、彼女の最大の武器にして最後の砦である空想の世界へと飛び込んでいくのだった。

(by.Allcinema)









『Sucker Punch』、日本のタイトルは『エンジェル・ウォーズ』。

けっこうギリギリまで『(仮題)サッカーパンチ』って、オフィシャルサイトのアドレスもpuckerpunchだったから、そのまんまでよかったのに、なんで変更したんだろうっていうのが、いつまで経っても疑問だった。
こう、変更されると、今までSucker Punchで認識してたし、反応してたから、『エンジェルウォーズ』といわれても、一瞬何のことか理解するまで時間がかかったり、映画ニュースで見かけてもスルーしてしまったりして、イカンです、はい。

去年のコミコン(Comic-Con/コミックコンベンション。アメリカのオタクな祭典。とはいえ日本のとはちょっと毛色が違うんだけど)だったかな、で上映されたとかされなかったとかの映画で、

監督はザック・スナイダーで、『300』とか『ワッチメン』の監督。
とかいいつつ『300』は5回か8回かくらい見てるのに(笑)、『ワッチメン』未だに見てない、ダメなアタシ…。
この2作はグラフィックノベル(アメコミ)の映画化だけど、今回のは監督のオリジナル、らしい(詳しいことは知りません。笑)


なかなか、面白かった映画でした。
っていうのは、映像が。
もうアタシの趣味バリバリのフェティッシュミリタリーな格好とかして、無駄にCG使いまくった映像が暴走してるあたり、
ありがとぉお!!!こういうの見たかったの!!!
ってなる映画だった。
メイクのか服とか映像とか、色々。
話に関しては結構ちょっと複雑化してあって、現実と非現実(彼女の妄想の世界)との区別がつかない作りになってて、
精神病院に収容されて、妄想の世界の行き来して曖昧になってきたりするあたりとかとか、テリーギリアムの『未来世紀 ブラジル』をものすごい思い出した。

話はそんなにイイっていうようなものでもなかったんだけど(笑)だから、そんなオススメ!って声を大にして言うような映画ではなかったんだけど、
映像が楽しい映画だった。
ファッションミリタリー大好きだし、ファンタジー映像が好きだから、かなりツボだったのと、
300でも見たこの監督のアクションの撮り方が好きみたい。ストップアンドゴーなかんじの(見たらわかる)
ファッションでいうと、スタイリッシュなファッションミリタリーの衣装は誰もかわいかったんだけど、お気に入りはロケットだったわ。
サントラもなかなかよかったし、映像楽しむのにもってこいな映画だったから、そういう意味で劇場で見た方がいい映画だと思ったわ。

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